おかんからのメールにありがとう!


今回は

野口英世の母シカさんが

ニューヨークの野口に宛てた
手紙を紹介してみようと思う。



おおすじ背景は
皆さんご存知だと思うので省略するが

野口は米国に研究者として滞在、
年老いた母親であるシカさんは

日本で一人、
息子の帰りを待っていたという状況だ。



シカさんは
貧しさにあえぎながら

極寒の猪苗代湖で
愛する息子、清作(英世の本名)の帰りを

何年も一人で待った。

待った 待った 待ち続けた

しかし
野口は研究で多忙なため

そう簡単には帰国できない身・・
(当時、帰国には数ヶ月を費やした)


死ぬ前にもう一度
息子に会いたい



そんなシカさんの気持ちが
この手紙には
痛切に込められている。


幼い頃に習った文字を
少しずつ思い出しながら

一生懸命に綴ったその手紙

たどたどしい文章が、
読む者の心をより強く打つ!


この手紙を手にした時

老いて小さくなってしまった
母親の写真をみた時

野口はどんな気持ちだったろう。。

以下、シカさんの手紙(抜粋)



おまイのしせ(出世)にわ
みなたまけ(驚ろき)ました
わたくしもよろこんでをりまする

なかたのかんのんさま(観音様)に
さまにねん(毎年)
よこもり(夜篭り)をいたしました

わたしも こころぼそくありまする
ドか(どうか)はやく きてくだされ

はやくきてくたされ 
はやくきてくたされはやくきてくたされ はやくきてくたされ

いしよ(一生)のたのみて ありまする

にし(西)さむいてわ おかみ(拝み)
ひかし(東)さむいてわ おかみ しております

きた(北)さむいては おかみおります
みなみ(南)たむいてわ おかんておりまする

ついたち(一日)にわ しおたち(塩絶ち)をしております

ゐ少さま(僧侶の名前)に
ついたち(一日)にわおかんて(拝んで)もろておりまする

なにおわすれても(忘れても) これわすれません

さしん(写真)おみるト いただいて(拝んで)おりまする 
はやくきてくたされ いつくるトおせて(教えて)くたされ

これのへんちちまちて(返事を待って)をりまする ねてもねむれません






この前パパが怪我をした時、
母親から毎日のようにメールがきた。

メールを打つことになれてないのか、
その文章はたどたどしく
漢字の変換も出来ない様子だった。


それでも

一生懸命にうったであろう
そのメール






野口シカさんの手紙を
思い出した。









その手紙には魂が込められている

sikanoguchiletter.jpg



老いて小さくなってしまったシカさん
この写真をみて、野口は帰国を決意したという


sikanoguchipic.gif
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