かっこつけない漱石だから、かえってかっこいい


昔の中国の晋という国に
孫楚(そんそ)という男がいました。

この人はやたらプライドが高く、
何か間違いをおかしても
絶対にそれを認めない困ったちゃんでした。

で、ある日のこと。

この孫楚が
「山奥で、石を枕に清流で口を漱ぐという生活を送りたい」(枕石漱流)
と言うべきトコを間違えて

「石で口を漱ぎ、流れを枕に・・・」(漱石枕流)
と言ってしまいました。

それを聞いた友人の王済という人が
やんわりと間違いを指摘してあげたのですが、

無駄にプライドの高い孫楚はムッとして

「流れを枕にするのは俗世間の賤しい話で穢れた耳を洗いたいからで
石で口を漱ぐのは俗世間の賤しいものを食した歯を磨きたいからだ。」

と・・・

もっともらしい理由をつけて
自分は間違ってないと言い張ったのでした。。




頑固で強情だった夏目金之助が
自嘲っぽいギャグの意味を込めて

『漱石』

を名乗ったのはここからきているそうです。


どこかユーモアがあって
生き方に余裕と自信を感じます


ちなみに
我らが幸田露伴先生の「露伴」という雅号は

露伴先生が北海道で官職をバックれて
東京に徒歩で帰ってくる際、

「露」と「伴」に道端で寝たところから
きているそうです(笑

>徒歩で
sora scaredSORA「えっ!?」

>官職をバックれて
hana ordinaryHANA「ぷっす~www」


こちらもたぶん、
自虐的ギャグの意味があったんだと思います





そういえば、
1000の雅号を持つ男・のぼさん(正岡子規)も
一時期「漱石」を名乗っていたらしいなぁ・・・








実力のある人たちって、
余計なトコで余計に着飾る必要が
ないんですね!




↓これぞ国民文学ぞな~!

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ところで

「自分は司馬遷に遼に及ばず」
などと、

当然で当たり前のことを
わざわざ自分のペンネームにしていた
流行作家がいたが・・・

俗人ってのは
こういうところで余計な着飾りをしたがるものだ、と

そう思ったものだった。。 HAHAHAHAHA!





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