「地獄変」芥川龍之介 後編


おぉ!
前編になんとコメントが4つも!!

文学シリーズはコメントがはいらないので、
もしかして読まれてないのかな~っと
ちょっと涙目だったのですが・・・

これは感激!

これでヤル気倍増です!
皆さん、ありがとうございます!!


では張り切って・・・







「地獄変」

芥川龍之介









後編

















前編から三日後の夜、

「牛車 on FIRE! in 平安」

というイベント名だったかどうかは今となっては知る由もありませんが・・・


まぁ兎に角、
良秀に炎の牛車を見学させるという
狂った芸術至上主義(?)イベントが開催されました。


sora tangSORA「え~と・・・ 牛車の中に人を何とかって話は・・・ぽっくんの勘違いに違いない・・・・・でしゅよね?ねっ?ねっ?!」

hana kyupiHANA「もちろん勘違いぞな!」

sora face1SORA「・・・ぽっくん、ちょっと不安

hana kyupiHANA「黙ってみちょくぞな!」


それでは、
主催者である大殿のオープニングスピーチを
聴いてみましょう!



「良秀よ

これより実際に牛車に火をかけて
炎熱地獄を現ざさせる心算じゃが・・・

車の中にはおまえの望み通り
罪人の女を鎖に縛めてある。

とくと堪能し

地獄絵を完成させるがよいぞ。」





さて

仕丁たちが松明を手に車に近寄っていきます。

良秀もwktkしながら見守っていましたが・・・






よくよく見ると
鎖で車の中に縛り付けられた女とは・・・





なんと!

罪人などではなく!



良秀の最愛の娘その人だったのです!!

sora scaredSORA「はぅぅぅっっ!!」



一瞬、良秀は驚きの表情をみせ

牛車に駆け寄ろうとしますが・・



が!



「火をかけい!」
という大殿の掛け声とともに
ぼうぼうと燃える真っ赤な松明が
牛車に向かって投げられてしまいます!!



爆発的に!

火焔たちまち猛烈を極め!

炎のうねりが牛車を包み込む!!







最愛の娘を助けにゆこうと

一歩踏みだした良秀でしたが





しかし・・





牛車が燃え上がったその瞬間!

意外にも良秀はその場に立ち止まり

食い入るような目つきで
焔煙を睨みつけてッ!

吸いつけられるかのように
その獄炎を眺めはじめたのでした・・・




その時の
良秀のその姿は

その場にいた者すべてを戦慄させる異様さで、


どんな
大柄な豪男ですら彼に近寄ることすら出来ず

遠巻きに傍観することしか出来なかったのです。。

sora scaredSORA「それより中の人!中の人はっ?! ガクガクブルブル」








良秀の娘は!


焔の中で髪を振り乱し!

縛の鎖が切れんばかりに身悶えして!

この世のものとは思えないような
恐ろしい悲鳴をあげた!



地獄の苦痛が娘の肉体を焼き!

美しかった顔は醜く焼けただれ!

人の肉が焼ける
おぞましい臭気が
辺り一面を狂気のように吹き荒れた!


熾烈極まる炎が
バチバチと恐ろしい音を立て!

娘の絶叫は
大気を引き裂き
京の街は恐怖に凍りついた!






其の有様は
地獄の業苦を再現したかのような
凄まじい光景!



その場にいた全員
あまりの恐怖に身は縮み毛は逆立ち!

大殿は発狂したかのような
奇声をあげ続けた!


此レマサニ地獄変相図ナリ!!




sora kireSORA「ほぁぁぁ!」
sora kireSORA「あたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた!」

sora kire XLARGESORA「ほあたぁ!!」





sora tangSORA「ここはどこ?」

sora tang2SORA「ぽっくんはだれでしゅか?」


sora kireSORA「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄・・・」

sora kire XLARGESORA「アリーヴェ・デルチ!!!」





ラン、ランララ、ランランラン♪
konjiki.jpg
ラン、ランラララ~♪



04SEP08 199SORA「しょの者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つでしゅ・・・」

sora kire XLARGE sora kire XLARGE sora kire XLARGE sora kire XLARGE
SORA「おまえにサンが救えるでしゅかっ!?」

sora shobonSORA「ぷぴ~




hana 2HANA「SORAキレちまったぞなww ぷす~www」






















暗黒の夜空の下で
燃えたぎる煉獄の焔は


ただただ良秀を
照らし続け


良秀は身動きもせず
その場に在り続けました・・




その良秀の顔には

なんとも表現し難い
恍惚の表情が浮かんでおり



良秀の身体から噴出する
異様な気魄の作り出す空間は




そこに在る全ての者すべてを圧倒し、
もはや誰一人として
良秀に近づける者はおりませんでした・・・




sora noimage(SORAさんは退席なされたようです)

hana angryHANA「SORA~!どこぞ行ったぞなもし!?」

ピポパププ・・・・・・・ 
「おかけになった電話は、電源が入っていない為かかりません」 










それから一月がたち

地獄変の屏風絵が出来上がりました。



そのあまりの美しさに
人々は息をのみ

厳かな心もちに不思議にうたれて


ただただその絵の前に
立ち尽くすことしかできはしませんでした・・・。









・・・そしてその夜

良秀は自室で一人


一人静かに縊れ死んだのでありました。。













さて、

はなそらで読む「地獄変」

いかがだったでしょうか?


本物のほうはこんな過激な描写ではなく、
大殿に仕えていた使用人の回想という形で
物語は進行します。

その口調が何というか・・
すっごい丁寧語で超上品なカンジなんです。
で、わりと淡々と話が進んでいくのですが
そこがすごい独特な雰囲気で
かえって怖いんです。
静かな口調と
内容の凄まじさのコントラストっていうか。。



芸術至上主義

芥川龍之介も
そう呼ばれていた時期があったようです。

この良秀も一見そう見えます。

良秀のその
非人間性的な姿勢を否定する目的で
大殿はあのような行動にでたのかもしれません。

しかし良秀は決して芸術至上主義に
徹していたワケではありませんでした。

本編で明確に理由は述べられませんが、
最後に自殺していることからもそれは明白です。



そして芥川は・・

芸術至上主義を
どこかで否定したい気持ちがあったのかもしれません。


人をないがしろにした上に成り立つ芸術。

そんなものは
そもそも芸術ではないし

最後には必ずこういう結末にしかならない。


そういったことを
何となく言いたかったのかなぁ・・・






今回は登場人物を
かなりはしょってますが
本当はもっといろんな人がでますので
物語にもっと厚みがあります。

もしよかったら
本物のほうも読んでみてくださいね~♪


今回も長くなっちゃいましたが
最後までお付き合いいたがき・・


ありがとうございました!!



これがきっかけとなって
皆さんが文学に興味を持って下さったら嬉しいな~。。


sora kireSORA「持つワケないでしゅ!!」












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コメント

おもろかった、おもしろかった!パパさま、天才!今昔物語では、自分ちが燃えているのを見ているだけだったのに、芥川さんの手にかかるとこうなっちゃうのね。SORA君、ダイジョーブ?腐海に沈まないでね・・・。

最後は良秀ものたれ死にしたんですね。。。
実本を読むより、はなそらパパストーリーだから
ワクワクしながら読める気がします。

ナイーブそら君退席・・・これ、面白~い ! !

次の文学も期待してま~す。

はぅ~~、やっぱりね、やっぱりね。
絶対自分の娘だとおもったよ~。
でもそっからの展開がすげーっスね。
怖いけどなんかすごい。

はなそらパパの事だから太宰イヤーにかけてはなそら文学は太宰作品でくるかと思いきや芥川連発の変化球!恐れ入りました……
そして俺が過去に読んだ『地獄変』とはあまりにも違う描写に慄きましたwあいかわらずパパフィルターすげぇ!www

次回は夢野久作『少女地獄』あたりでしょうか?wktk

あ。遅くなりましたが 本年もよろしくお願いいたします

=rentao母様=

おぉ!師匠に面白かったと言っていただけて
光栄です~!!
かなりアレンジ・・というか、
お気づきの通り
なんかもうほとんど別物なんですが・・
楽しんでいただけたようで嬉しいです!!!

パパ、実は元ネタの今昔物語は
読んでないんですよー。
読んだかもしれないけど
カンペキに忘れちゃってますwww

次は調子に乗って、
「ハンケチ」いっちゃおっかな~と
考えてます!
あれならそらも大丈夫かなっ?!



あ、そら君は
すっかり王蟲の仲間なのでww

=くろりん様=

おぉ!またも嬉しいコメントが!!
楽しんでいただけて光栄です~!

文学はマイナーな分野なので
こうして紹介してって
皆さまに興味を持っていただけたら
すごく嬉しいです!

芥川龍之介は
まだまだたくさん素晴らしいお話がありますので
またの機会に紹介させていたがきますね!

そらにもついてこれるお話を・・・www

=ナイトトレイン様=

おぉ!予想されていましたか!
そうなんです、
実際に細川の殿様が
この娘を焼き殺すところがちょっと
残酷すぎるんですよねー。
本編では、娘が可愛がっていた猿が
炎に飛び込んだりしちゃって
さらに悲壮感がでるものになってます。

よろしかったら
本編のほうもどうぞ!

すでに著作権が切れているので
青空文庫というページで
ただで読めますよ~!

=恕々丸乃父様=

どうも、本年もよろしくお願いします!
東北フラッティーズのご活躍、
楽しみにしております~!!

んんんっ?!
今年は太宰イヤーだったんですかっ?!
ガーン・・・知らなかったです(>_<)
知ってるのは、
今年はガンダム30周年というのと
去年がキン肉マン29(にく)周年ってくらいでwww
ガンダム30周年、MGガンタンクきますかね~!?

太宰、けっこー好きなんですよ、
リアル太宰のダメ人間っぷりとかがww

と、それは冗談として
いろいろ読みましたがやはり
「斜陽」が一番好きでした。
あぁいうのは彼にしか
書けないですよね。

夢野久作の「少女地獄」は
知り合いの方にすすめられて読んだのですが
ものすごいパワーと迫力のある文章で
グイグイ引き付けられてしまいました。
特に、最初の虚言癖の女の話は
すごかったですね!
あれはちょっと、パパの技量では
再現不可能です(>_<)

恕々丸乃父様、おねがいします!

=読んで下さった皆さま=

長い文章にお付き合いいただき
ありがとうございました!

パパの趣味にお付き合いいただいちゃって
ありがとうございます!

いやぁ、楽しめていただいてたら
嬉しいなぁ~!!i-278

今年も文学ネタどんどんいきますので
よろしかったら
またお付き合いくださいませ~i-236

おもしろかった~

はなそらパパさんの地獄編の方が芥川龍之介よりおもしろ~い。
こんな怖い話をパパさん手にかかると・・・・。
hanaちゃんsora君の顔がもうたまらない!
猿ちゃんのお話も入れて欲しかったけど犬猿の仲だもんね。
素晴らしい~パパさん天才!

=ひーたん様=

ひーたん様、どうもありがとうございます!
なんだかがぜん張り切ってきた
はなそらパパです!

いやぁ、こんな長いのに
読んでくださっていて
本当嬉しいです!ありがとうございます!

あ、あのお猿さんですね~!
話にいれたかったんですよ~!
でも、なんだかこれ以上長くなってしまうと
いけないしで・・涙をのんで割愛してものでした。

他にもたくさん登場人物を
省略しまくってますがwww

やはりあのお猿さんは
あの場面をより一層悲惨なものにするために
登場させるべきでした~(>_<)

次回も芥川を予定しておりますので
よろしかったらまたお付き合いくださいませ♪

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アハ~(^O^)退席したと思ったSORA君、ふっかつぅ~!
日本文学の苦手な私も、興味持ちましたよ~。

=ぷりりん様=

おぉ!興味を持っていただけましたか!
どうもありがとうございます!
そして長文にお付き合いいただきありがとうございます!

ぷりりん様は西洋のほうがお好きなのでしょうか?
西洋なら、私は19世紀のロシアやフランスが
好きです。

しかし日本文学には日本文学の味があり、
西洋文学とはまた違った素晴らしさがあります。
特にその美しい日本語です。
三島の強い日本語、太宰の繊細な日本語、
そして我らが宮沢賢治の美しい日本語!
はなそらパパがアレンジすると、
全てブチ壊しになっちゃうのですがww

このたびは
日本文学に興味を持ったと
おっしゃってくださって
ありがとうございました!!

おもしろかったぁ

思っていた通りの展開ではあったのだが、そのはなそらパパの独特な語りによって最後まで楽しませていただきました。
ウゴウゴルーガで文学を紹介するコーナーあったよね。
アレ思い出しました。

青空文庫でダウンロードしてみたのですが、
文章が横組みなんですよね。
読みづらい。。
やっぱ、帰りにブックオフ寄るか!w

=連れ合い様=

おぉ!楽しんでいただけましたか!
光栄です!ありがとうございます!
そう言っていただけると
嬉しいです!

んっ?!
ウゴウゴルーガ・・・
名前は聞いたことはありますが、
実際にみたことは残念ながら
ないのです(>_<)
みてみたかったな~・・・

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