「夜間飛行」中編


はなそらで読む世界の文学

「夜間飛行」 サン=テグジュペリ 

中編




さて
中編いきましょう!


主人公・ファビアンの担当するパタゴニア路線は・・

アンデス山脈と
その周囲の分厚い雲、
そして雷雨を伴う嵐や乱気流が発生する
恐ろしい難所を多く含むルートなんです。


ただでさえ難所で困ったトコなんですが

ある日の夜、ファビアン機は・・・

激しい暴風雨に遭遇してしまいます!

hana uheHANA「複葉機で嵐の中を飛行?しかも夜・・・無茶苦茶ぞな。」

sora mumuSORA「ぽっくん、ちょっと心配・・・」




凶暴な颶風の中、
ファビアン機は右に左に上に下に・・

あおられ

吹き飛ばされ

突き上げられて

コントロールどころかバランスを保っているのがやっとの状態!



うなりをあげて荒れ狂う大気の前では
レシプロ複葉機など全くの無力!



しかも
そこは漆黒の闇に包まれた視界ゼロの世界・・・

嵐の中の飛行なので
燃料の消費も激しいしで・・・


リアルな死の恐怖が
ファビアンと後部座席の無線技師を襲う!



「何も見えない!灯りはどこだ!月は?!星は?!」



hana uheHANA「これ、ちょっとシャレになんなくね??」

04SEP08 196SORA「ぽっくん、怖い!」






このまま飛行を続けては
いずれ機体は空中分解!墜落!


あるいはアンデスに激突!


とにかく視界ゼロの中での飛行です。

いきなり山肌に激突なんてことも充分ありえるワケです。


sora scaredSORA「はぅぅぅぅぅ!!ガクガクブルブル」

sora scaredSORA「ぽっくん、帰ってWiiやりたい!!」





生き延びるため、
ファビアンは平地を探して緊急着陸しようとします。

しかし墨のような暗闇の中、
地形がどうなっているのかわかりません。

一発しかない照明弾を投下して
地形を調べようと目をこらしますが・・・

なんとそこは


大西洋洋上!
荒れ狂う波が一面広がるのみ!!




「なんてことだ!
思ったより流されてる!!」

「着陸することさえ出来ないのか・・・」



hana angryHANA「おいおい・・・」

sora sadSORA「ぽっくん、もう帰る!ガクガクブルブル」





光がないので何も見えず

コンパスがきかないので方向もわからない

無電もダメなので外部との連絡も取れない






真っ黒な世界に閉じ込められたまま

ファビアンと無電技師は絶望の飛行を続ける!




「光は?街の灯りは?」

「世界は何処に行っちまったんだっ?!」




hana uheHANA「こりゃ・・・大ピンチってヤツじゃね?」

sora noimage注: SORAさんはご帰宅されました






そう、大ピンチです。

たった2人の暗闇の世界

いつ死が訪れるかもわからない恐怖にさらされ

ファビアン機は嵐の中を進みます、生き残るために!








では、後編(最終回)をお楽しみに~!



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コメント

サン=テグジュペリ好きです。星の王子様よりもこっちの、男の冒険とロマン、そして厳しい現実を描いてる小説の方が好きかも。
新潮文庫のこの本と、「人間の土地」は表紙宮崎駿だし、どっちかの本には見開きで絵が入ってるしでお得ですよね。
サン=テグジュペリ的なロマンをふまえつつ、宮崎映画を見るとちょっとまた深いロマンが味わえると言うかなんというか。


あたしも怖いからぽっくんとおうちでWiiやってたいw

=つゆ様=

私もこの「夜間飛行」大好きです。
こういう頑張る人間の姿ってとっても美しいですよねー。
今回はファビアンだけ取り上げたのですが、
苦悩する支配人のほうのドラマも書きたいとこです。

テグジュペリ、私の読解力が不足しているのか・・
「人間の土地」や「南方郵便機」は
全く難解で超理解できませんでした(>_<)
文体とかなんか散文的というか・・・
原文があぁなのか、翻訳の過程であぁなったのか・・・
とにかく文字のひとつも頭にはいってきませんでした、ショックガビーン。


未熟者の私にもわかるように
今度解説願います!!


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