はなそらで読む世界の文学 モーパッサン「女の一生」その8


はなそらで読む世界の文学シリーズ
モーパッサン「女の一生」
その8




手紙をくれた!
ポールは自分を忘れてはいなかったのだ。
金を無心されることなど問題ではない。
金がなくなったというのだから
送ってやればいいのだ。

ポールが手紙をくれた!
帰って来る!あの子はきっと帰って来る!!







hana gyahahaHANA「ないないww」

papa2.jpgPAPA「ないないwww」

             ____
           /      \
          / ─    ─ \
        /   (●)  (●)  \   
        |      (__人__)     |     ないない
         \     ` ⌒´    ,/
 r、     r、/          ヘ
 ヽヾ 三 |:l1             ヽ
  \>ヽ/ |` }            | |
   ヘ lノ `'ソ             | |
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    \. ィ                |  |
        |                |  |



sora mumuSORA「うぅ~!!」






ジャンヌは有頂天になっていましたが、
ジャンヌパパと叔母さんは冷静でした。

ポールが女のために家族を捨てたこと、
金の無心のために手紙をよこしてきたことなど・・
ジャンヌに現実を語って聞かせたのです。

急に恐ろしい苦痛がジャンヌの心臓を貫き!
自分から息子を奪ったその女に対する憎悪の炎が
ジャンヌの心の中に燃え上がりました。

憎い!憎い!憎い!
売女!あばずれめ!!



こうして、
ジャンヌの喜びはまたしても崩れ去ってしまったのです。



それから・・

ジャンヌがお金を送ってからその後の長期間、
ポールからの手紙は一切ありませんでした。。。


04SEP08 199SORA「でもこの後ポールから手紙が届くんでしゅよね!ね!」

hana 2HANA「そうそうww ジュリヤンの遺産相続の件でな~www」

sora sorrySORA「ズコーン!結局、お金絡みの時しか手紙はこないんでしゅか・・・。ジャンヌはたくさん手紙をだしてるってのに


で、その遺産相続の時に届いたポールからの手紙、
その内容は淡々としたものでした。
手紙の最後には愛を誓うような言葉が書かれていましたが、
それは何の心もこもっていない形式だった文章だったのです。





ポールから届く手紙の内容なんてのは、

「絶対に成功すると思っていた思惑が外れしまい、
莫大な借金を抱えてしまいました。
このままでは頭に銃弾を打ち込まなければなりません。
どうか、そんなことにはさせないで下さい。
愛するお母さん、どうかあなたの息子を助けてください。」


とか、

「汽船会社をはじめたいのですが
先立ってのお金がありません。
必ず成功する見込みがあります。
そうなったら一緒に暮らしましょう。
どうか援助をお願いします。」


なーんてのばっかりでした。


お金を無心する時だけ
「愛するお母さん、早く抱擁したいです」
とか
「近いうちにきっと会えます」
とか何とか調子のいいことばっか書いてよこしてくるワケですが・・

そのたびにジャンヌは
農園を手放したり土地を売ったりして
お金を工面してやっていました。





まぁ予想通り
結局この会社も莫大な負債を抱えて倒産、
ポールはまたしても超大借金を抱えることとなるのです。


04SEP08 196SORA「ダメすぎる・・・

hana uheHANA「なんかそろそろ・・・シャレになんなくね?」





んで

そしてやっぱり
その負債もジャンヌが払っちゃうんです。

慣れ親しんだ屋敷を売るなどし、
自分の生活に大きな支障をきたしながらも。

hana uheHANA「このへん、ジャンヌがいかに大変な苦労をしてお金を工面したのか・・・それをこのバカ息子に教えてやりたいとこぞなもし。」





そんなジャンヌの苦労にも関わらず、
おそらくポールは
「あ~助かった!ラッキー♪」
程度にしか思ってなかったに違いないんですよねー、これ・・・


このへん読んでて
けっこーやるせない気持ちになってしまいます。
「若い頃は自分もこんなふうにバカだったな~」と思い
はなそらパパ、激しい自己嫌悪におちいったことは・・・
それはここだけの秘密だっ!!

いいか?秘密だぞっ?!
聞くんじゃないぞ!!
絶対にだ!!!





hana aHANA「てかさー、人として終わってね?ポールってヤツ。」

hana horrorHANA「HANAがジャンヌだったら、ポールの頭噛み砕いてやるとこぞなもし~。」

sora tangSORA「残念ながら、ぽっくんも同じ気持ちでしゅ。頭噛み砕いたりはしましぇんけどね・・・


PAPA26PAPA「PAPAの話はテラ無視かいっ?!www」





さて

心労が重なったジャンヌパパは
ついに脳溢血で倒れ

そして
帰らぬ人となってしまいます。



そしてリゾン叔母さんまでも・・・




こうしてジャンヌはとうとう一人ぼっちになってしまいました。







叔母さんの棺が埋葬される中、

ジャンヌはもう何もわからなくなっており・・


自分ももう死にたい

もう苦しみたくない

もう何も考えたくない




と思いはじめ

もう何もかもどうでもいいと思いはじめました。




そうしているうちに身体の力が抜け

前のめりに倒れそうになってしまったその時






ジャンヌをある頑丈な両腕がしっかりと受け止めたのです。





ジャンヌを受け止めたのは

立派な体格の百姓女でした。





遠い記憶の中

かすかに残る懐かしい面影







その女は、

まるで子供でも抱き上げるようにして・・




ジャンヌを屋敷へと運んでいったのでした・・・










その9に続く!



そろそろクライマックス!


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