はなそらで読む名作文学「博士の愛した数式」


「罪と罰」の途中ですが・・
今回のはなそらで読む名作文学シリーズは・・

博士の愛した数式 (小川洋子著)

いってみます!








幸せとは何か?



そう問われた場合、

ここに来てくださるほとんどの方は

それを大事な人大事なワンコとの生活に関連付けて考えられるでしょう。

私もそうです。



その時、その瞬間に感じる幸せ、幸福な感情・・・・

その記憶は毎日毎日蓄積されてゆき

長く長く自分の中に残る。



☆はなそらパパ、心の中のサマーメモリー08☆05,06JUN08 772



今日頑張れるのは

昨日の楽しい幸せな記憶のおかげ。


「あの子たちのために頑張らなければ」

と感じられるのは、

それを思い出すことが出来るから。



この幸福をなくしたくないから!







大事な大事な

愛するHANAちゃん、SORAくん・・・











HANA「ん?今忙しいからちょっと待っててくれんかなもし?」
15JUN08 009

SORA「でしゅでしゅでしゅでしゅ・・・」
15JUN08 010


  







「幸福な記憶」




形のある物理的財産は
なくなったり壊れたり盗まれたりしますが、

心の中にある精神的財産は永遠に自分だけのものです。

決して他人に奪われることはないし、
保管場所の心配をする必要もありません。



『思い出や知識、

心の中に築き上げる財産は

永遠にあなただけのもの!』

(Howard Peterson)

pete1.jpg








今回紹介させていただきます

「博士の愛した数式」

に登場する数学博士、



この博士は
不幸な交通事故で脳に損傷をおっており

80分しか記憶を持続できません。



今この時、ここで感じているこの感情も記憶も・・・

なにもかもが正確に80分後には

きれいさっぱりに消えてなくなってしまうのです。



この先の人生!

思い出を作ることなく
毎日がリセットの人生ッ!!

そこはまさに地獄なのではないかッ!?



しかし!

この博士は!

その事実を認識することさえ出来ない!!







博士の体には、
あちこちにメモが貼ってあります。

忘れてはならない重要事項が
メモに書かれて体に貼ってあるというわけです。

まるでミノムシのような滑稽な姿に見えますが、
切実で悲しい姿です。



メモにはいったい何が書いてあるのか?

一枚を見てみよう!


『僕の記憶は80分しかもたない』






博士は・・

メモを読むことにより
自分の記憶が80分しか持続しないことを知る。

しかし、その事実もメモを読んでからきっちり80分後には忘れてしまう。




どんなに美しい記憶も!

どんなに暖かい感情も!



なにもかも消え去ってゆくのみ!!





記憶を失くする恐怖

記憶を失くする悲しみ!


悲しみ!!





この作品のストーリーは


もはや世捨て人となり
世間との関係を絶っている孤独な博士

その元に派遣されてくるシングルマザーの家政婦さん

そしてその10歳になる息子さん・・


彼らの心の交流がえがかれているものです。



シングルマザーの家政婦さんにも
いろいろな複雑な背景があります。

その母親の元で
ひねくれることなくまっすぐに成長してゆく男の子。

そして博士・・


みんな一生懸命に人生を生きています!




物語は・・

悲しくもあり
微笑ましくもあり

やりきれなく
もどかしくもあり


そしてなにより



美しい






記憶を持続できないながらも
懸命に生きる博士

その博士との友情を深めようとする男の子

そんな2人を
困難を乗り越えながらも見守る家政婦さん




記憶は消えてゆく・・・





しかし!



それでも彼らにとって大事なのは今!!


今この瞬間を!

今感じるこの感情を!


大事に大事に思いながら・・・


生きてゆく!!







そして受け継がれてゆく魂・・・







そんな内容のお話です。






今回、あえてストーリー紹介はしませんでした。

ものすごい仕掛けがたくさんほどこしてあり、

そのストーリーはまるで奇跡のパズルのような驚きに満ちています。



そういったものを楽しんでいただきたいという意図もあったのですが

やはり


この作品は・・



ぜひぜひ皆さまで読んで楽しんでいただきたい!

そう思いまして

「博士」の身の上の紹介のみにとどめさせていただきました。







あ~、なんか映画にもなってるらしいので
給料はいったらDVD買っちゃおっかな~





またまた熱く語ってしまった
はなそらパパでした~


あ、「罪と罰」も続けなければ!!





博士の愛した数式 (新潮文庫)博士の愛した数式 (新潮文庫)
(2005/11/26)
小川 洋子

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コメント

悲しくもある(博士の愛した数式)の博士・・・
記憶が消えるって忘れたい事が消えちゃうのはいいけど、
楽しかった事まで消えるのはイヤだなぁ。
人も犬も幸も不幸もあってもその人の人生ですもんね!
真面目にコメントしてしまいました。
ペットボトルのガジガジは楽しいよね~

=くろりん様=

いやぁ、この本いいっすよ~!
私が紹介するとこんなカンジになっちゃうんですがww
本編はなんというか・・ものすごく透明感がある
異世界のような描写?いや!ちょっと違うな!!
え~と・・
なんというか、独特の世界でとても美しいって言葉が
ピッタリってカンジなんですよねー。

現代の純文学、おそるべし!!


ちなみに、
小川洋子さんの「薬指の標本」という作品も
すごかったです。
「博士の愛した数式」がものすごくよかったので
ソッコー別の本も買って読んでみたのですが・・
この「薬指の標本」も
心に空いた穴を補完する話で
とても切ないものでした。

その話はいずれまたi-278

この映画 去年辺りだっけ? おととしだっけ?
知ってる知ってる~
やっぱね、ヒトは 記憶があるから生きていられると思うんだよね。
思い出の無い人生は 悲しい・・・

でもはなちゃん そらくん、パパの君たちへの熱い想いをよそに ガジガジって・・  
犬の十戒 私にはあなたしかいませんって ほんまか==?? ヲイ!

=アロママ様=

そうですよね~!
記憶があるから生きられるんですよね。
逆に、嫌な記憶は自己防衛機制が働くので
勝手に消えたり抑圧されて押さえつけられたりしますし。

人間、実にうまくできてます!www


はなそらのガジガジ、笑えますでしょ~?wwwwwww

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