FC2ブログ

オフィーリア


先日、
スズメさんたちに炒り玄米を提供している話をした。

前の日に出しておいたお米が
次の日には無くなっている。
空のお皿を見るたびに、
なんだか手紙のやり取りをしているような
妙なくすぐったい気分になってしまう・・・
などと書いた。

千代、千代、と囀りながら
幸せそうに食事をするスズメさんたちの姿は
私を幸福にしてくれる。

敬愛の念を込めて
彼らを「チュン吉さんたち」と呼んでいる。
チュンノ進、チュン太郎、チュン兵衛、
どれもしっくりこない。
チュン吉さん、これが一番語感がいいので、
もう皆をまとめて「チュン吉さんたち」と呼ぶのだ。

スズメはどこか和風だ。

さて、この季節、我が家にはヒヨドリが飛来する。
漂鳥と種別されるヒヨドリは
春になると去り、冬になると帰ってくる。
冬はヒヨドリとの再会という楽しみがある。
好物は果物。

ヒヨドリたちはまとめて、
「オフィーリア」だ。
大きな個体、小柄な個体、
みな「オフィーリア」。
~たち、は付かない。

優雅でいて迫力のある体躯。
逆立った頭髪がワイルドでありながら
どこか気品のある羽毛の凛々しさ。
ヒィィィィィ!という叫びのような囀り(?)が
また独特で愛おしい。

ヒヨドリのオフィーリアは食事の作法も極端で、
輪切りにした蜜柑に
ついばむ実があるうちは
チョコチョコと上品に食しているが、
なくなってくると皮を食いちぎって
辺りに放り投げる。
このギャップがまた良い。
マナーに縛られた欧州の姫が、
時折垣間見せる癇癪の素顔、といったイメージだ。

こちらは西洋の貴婦人。

チュン吉さんたちとは一年を通じての付き合いだが
オフィーリアとの交流は冬の間だけだ。
今をゆっくりと楽しもうと思う。



読んでくださった方、ありがとうございます。


スポンサーサイト



| はなそらDAYz!ホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://hanasora0526.blog72.fc2.com/tb.php/2055-0fa8ac01
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)