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私と大山


つい先日の話。
自転車で約10分の場所へ所要があって出向し、
その帰り道でのこと。
ふと大山に目をやると
山の8分目辺りがキラリと光った。

私は何故だかそれを大山のウィンクだと感じ、
心の中で浮かれあがって、
「あぁ、大山が私を応援してくれている!」
などと、一人ぽっと頬を染めて、
自転車のペダルに一層の力を込めた。
矢張り大山は女性的な優しさを持っていて、
こうして私を祝福してくれるのだ、などと考え、
うむ、と頷き納得した。
初春の風はまだ冷たくも心地よい。

さて、小躍りで階段を上がってオフィスへ着き、
カバンを置いて、ふぅと一息ついた時、
漂う幸福感を貫く霹靂が一閃。

あっ!
なんと私は雑用をこなして満足し、
メインとなる要件を完全に忘れていたのだ。

再び出向となってから、その道で気づいた。
先だって私がウィンクと勘違いしたものは、
大山からの問いかけのサインに違いなかった。
「おいおい、何か忘れてやしないかい?」

まったく・・・
ウィンクだなんて甘っちょろいことを
云ってるんじゃないよ。

呆れ顔の大山が目に浮かんでしまったが、
対話を感じた気がして、
それはそれで、十分に貴重な経験だった、と、
やっぱり頬を染めた私であった。
なるほど春の到来を実感。




読んでくださった方、ありがとうございます。




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