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蓬莱


墨流しのような薄い雲に
遠く、ぼんやりと浮かぶ丹沢の山々。

もう遥か向うに沈んでしまった
夕陽のオレンジが
山々の稜線を淡く照らして、
それは恰も火鉢の底の熾火のような
暖かい輝きを描いている。

蓬莱、という言葉が頭に浮かんだ。

遥か昔、
中国の人々が思い描いた神界の島。
何かのきっかけにこの世にその姿を現す
伝説の世界。
それが蓬莱島。

私は蓬莱伝説を決して絵空事とは考えぬ。
今、目の前にある丹沢をみれば、
蓬莱の実在に何の疑いもない。
そこに神仙はきっと存在するし、
死んだ者の魂だってあるはずなのだ。

私は誓って夢想主義者ではない。
リアリストである。
韓非子やマキャベリである。
その私が、数々の現象を根拠として
確かに蓬莱を感じている。
あの西の空のむこうで、
私はいつか必ず花とそらに再会するだろう。


AUG18 073a



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