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苦境に思う


カントの鳩の不幸は、
自らの飛翔が空気の抵抗を拠所とすると
気付かなかったことだ。

重い空気を押して掻いて、
それこそ筋肉は千切れ
骨は軋むほどに羽ばたいてこそ
鳩は空高く飛翔できる。
真空の中では、
鳩はただ地面でハタハタと
虚しく翼を空回りさせるだけだ。

今、私は苦境にある。
しかしこの苦境は
次なる飛翔に絶対必要なものだ。
逆に云うと、
苦難なくして進捗はありえないのだし、
バネの抵抗は大きいほど
跳ね返りも強いと云える。
シラーだったかの戯曲に曰く、
こんなにも苦難が多いところをみると
運命は余程に私を大人物に仕立て上げたいようだ


うむ。
私は、要するにこうした文を綴ることによって
自分を励ましたいわけだが、
どうにも虚飾や見栄が見え隠れしていけない。

カントやシラーを引き合いに出すのは結構だが、
もうすこし、こう、
小川に笹船を流すように
さりげなく語ることは出来ないのだろうか。
小賢しさが鼻についてどうにもいけない。
草枕に曰く、角が立つのだ。

冒頭の鳩の話は
パンドラの匣にでてくるが、
いかにも自然にサラリと嫌味なく語られている。
こういったところに
自分の技量のなさというか、
もっとこう、根本的な人間性の欠陥を感じるわけだが、
まぁ、悩みすぎずに頑張ろう。





いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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