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メトロノーム (前半)


先日テレビでトレイルランニングのレースを観た。

トレイルランニング、略してトレラン。
私も数年前まではこの運動にこったものだったが、
いつしか山から遠ざかるようになり
今は簡単なハイキングですら年に数回となってしまった。
矢張り、
連れて行ってくれていた花とそらの存在は大きい。

さてトレランであるが、
テレビのそのレースは何処ぞインドネシアあたりの
フランス領の島を縦断で駆け抜けるという壮大なもので、
当然火山島であるから地形も厳しく、また、
湿気を伴った暑さなので
レースは畢竟、地獄の様相となる。
観ている方は楽しい。

hana ordinary花「マジかwww」


テレビは途中からみたのだが、
アメリカの弾丸とあだ名されるすごい若者が
先頭を独走していた。
その走りは正に弾丸で、スタミナ配分など考えず
ただひたすらに駆けているのだが、
笑顔がとても眩しく
心の底からレースを楽しんでいる様が伺える。
これは異常な身体能力の高さを含む
天才タイプに違いないと思われた。

かつて一世を風靡した
高橋何某という女性のマラソン選手は
元々、ミトコンドリアだかのエネルギーを変換する機能が
どちらかというと鳥類に似ているとかで
身体の作りがそもそも違っているという話を
どこかで読んだが、
こういった変異の天才はあっさり優勝するものなので
アメリカの弾丸、ジム君、もそのままの勢いで
ゴールするだろうと
私は高を括って欠伸交じりにレースを鑑賞していた。

sora mumuそら「選手しゃんたちに謝るがいいでしゅ!」


太陽のような笑顔で先頭を走るジム君のはるか後方に
あるベテラン選手の姿があった。
名前は失念してしまったが、その選手は世界的に有名で
様々な大会で何度も優勝している実力派とのことだった。

決して自分のペースを崩さず、
焦らず…
ただ淡々と正確な歩調で進むその姿を
いつしか世間は「メトロノーム」と呼ぶようになった、ト、
その説明だけで、その選手の堅実さと手強さがわかる。

併しそのメトロノーム選手も今回ばかりは相手が悪い。
遥か彼方の先頭は、若く、明るく、余裕の表情のジム君だ。
剛は時として柔を一刀両断に断つ力を持つ。
彼にはそんな雰囲気がある。
その姿は太陽のように輝き、疲れなど微塵もない。
飛び散る汗が黄金に見えるほどだ。
私は雰囲気に弱いので
ジム君の優勝を確信していた。
「後半に勝負の時がきっと来るよ。」
休憩でインタビューに答える
メトロノーム選手の発言は強がりにしか聞こえない。
カメは決してウサギに勝てないのが現実なのだ。

hana ordinary 花「さぁ、はたして!www」

26MAY10S.jpg そら「後半に続くでしゅよっ!








いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。


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