FC2ブログ

指導者


先日ある方、仮にSさんとするが、
高校の吹奏楽部の演奏会に行ったお話をされていた。

Sさんは非常な音楽好きなので
お話の内容は演奏のレベルから演奏の構成にまで渡り、
それでも素人の私達にわかりやすくなるよう、
言葉を選びながら、同時に興奮冷めやらぬ口調で、
それはもう、その場の感動が伝わってくるような
素晴らしいお話となって
私は思わず立ち上がってブラボーを連呼…
まぁ、その寸前にまで至っていた。
日頃は言葉数少ないSさんであるが、
感動とは時として
人をびっくりするほどの弁舌家にする。

さてその中で、私の心にストンと刺さった
ひとつの言葉があった。

Sさんは演奏会の素晴らしさを全身で語りながら
話の谷間にポツリとこう云われた。
「指導者がやりたいことを明確にしており、
それをまた子供たちがしっかりと理解している。」

これは云い換えると、
「一つの集団が精鋭になるかナマクラになるかは
指導者にかかっている。」
と、なるだろう。
諸葛亮や韓信に率いられる部隊の精強さと、
馬謖や趙括の部隊の脆さの違いはここにあるのだ。

指導者、教育係、トレーナー。
気が付いたら
私は各分野でそんな立場になっている。
私の器量一つで
懸命に伸びようとする新芽を
枯らすことになりかねない。
一方に大きく大輪の花を咲かせる可能性もある訳だが
この立場にあれば誰だってそうなる結果を
強く願っているだろう、私だってそうだ。

併しそれには、願うだけでは駄目だ。
矢張り努力が必要だ。
自分に対する
絶え間ない疑問の投げかけが必要だ。
創意、工夫、観察眼や分析力、
対策を考えそれを実行する精神力。
器量というものが問われるのだ。
果たして私はどうなのか。…

音楽のことはてんでわからない。
併し、良い話にジャンルは関係なく
必ずその根底にあるポイントは共通しているものだ。
今回は自らを省みる素晴らしいきっかけを頂いた。
人の話には様々なヒントがあるものだ。





いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
スポンサーサイト

| はなそらDAYz!ホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://hanasora0526.blog72.fc2.com/tb.php/1964-7f058cff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)