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修善寺にて(後編)


修善寺宝物館、
そこで私が目にしたのは・・・

なんと、北条政子様の直筆の書でした。
世にどれだけ政子様の書が残っているかは知りませんが、
なにしろ平安期~鎌倉幕府の時代の人です、
相当に貴重なのではないでしょうか。
そういった時代的な要素もあるのですけども、
私がいたく感動したのは!
その書がッ!
政子様直筆というこの事実!
そこに筆をとった政子様が在り、
実際に記されたというこの歴史!
そこなのです!

興奮して少々JoJo風になってしまいましたが、
なにしろこの時は書を前にして
動悸と興奮と手足の震えに
卒倒しそうになったのは大げさでない事実です。

よろめきながら歩を進めてゆくと、
ガハッ!
次は吐血するほどの衝撃に
全身を硬直させることとなったのです。
落雷の直撃と迎え放電で
筋肉という筋肉が痙攣し、その後の硬直から
筋繊維一本一本が解放されて塵と化し、
もはや私の肉体は消滅して
森羅万象と一体化するほどのインパクトでした。
私は人を超えていたのです。

なんと、そこには、仏像の体内に収められた
(おそらく)政子様のものと思われる
3束の黒髪が展示してあったのですよ。

1000年前のものとは思えないほどの、
黒く濡れた艶々しい髪は
まさに、まさに、
日本最高の女傑というに相応しい
神々しいほどの輝きを放っており、
正直なところ、私はもう、その御威光に
呆然と立ち尽くすしかなかったのです。
こういった感動を文字で表そうとすると
実に陳腐になってしまいがちですが、
言葉がないとは正にこのことでした。

更にこの次、伊勢新九郎(北条早雲)が
討ち死にした武者を供養する為に
血で記したという経文を見るに至り、
私は最早、ヒーハーヒーハーと、
ダースベイダーのような呼吸をするのがやっとで、
ほとんどもう、半死半生の状態で
宝物館を後にしたのでした。

あれほどの衝撃を受けたのは
実に久しぶりでした。
矢張り、人生とは素晴らしいものです。
一歩の先に
どんな驚きが待っているかわかりません。



いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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