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修善寺にて


年末、ふらりと修善寺へ行った。

この地は、頼朝公嫡男の流刑地であり、
更に漱石大患の地でもあるので
少々イメージは良くないかもしれないが、
されど、その景色は何とも風流で美しい。
山間に現出した小京都の
更に縮小版といった趣だ。

文化的な美だけでなく
自然科学的な美もまた、素晴らしい。
周囲を見渡すと、
いかにも若い火山群といった
急峻な山々の間を
澄んだ川が浸食も深く走り、
その川底には分厚い溶岩の岩盤が
肌の一部を見せていて
地球の神秘を伺わせているのだ。
伊豆は地質学の大地!

などと無作法にはしゃぎながら
辺りを散策した訳だが、
私の如き野暮であっても
風流を解するふりだけでもしたいので、
気取りながら修善寺へと足を運んだ。

お参りをすませ、
敷地内の宝物館を見学することにした。
中国の古い仏像が展示してあるらしい。
期間物なので、この機を逃すのは痛い。
限定品好きな日本人としては
見学しなければならないだろう。

さて、中はこじんまりと心地よい。
他に人もいないので
ゆっくりとこの世界に浸れそうだ。
心は澄んでいる。落ち着いている。
あの年末の喧騒が嘘のようだ。

展示の仏像群は、
なるほど貴重と云われるだけあって実に見事だ。
一言で云うと、静謐。
千年以上、中国から日本へ、
長い時間と長い道程の間で
この深く静かな瞳は、
一体どれだけの人々の祈りを
受けとめてきたのか。

さて、こうして歩を進めてゆくうち、
私はとんでもない品を目にすることになった。
驚愕天地とはこのことな訳だが、
少し長くなったので次回にしよう。
正直、腰を抜かすほどでした。




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。

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