熊谷直実


有名な一ノ谷に於いて敦盛を討って後、
熊谷直実は法然のもとで出家を果たした。

自分の息子と同年代の敦盛を討ったという事実が
決定打となり出家を決意したそうだが、
そうなるまでには様々な艱難辛苦があり
その果てでの出家だったに違いない。
過冷却の実験を思い出す。

この世はもう、実に無常で、
何もかもが絶えず変化し続けている。
行く川のながれは絶えずしてしかも本の水にあらず、とは、
本当によく云ったものだ。
いつまでもこの倖せが続けばいい、といくら願っても、
決してそうはならないし、
淀みに浮かんでは消える泡のように
命は常に去り行くのみだ。

あの時代の武者と現代の私を決して同列には語れないが、
人の世との交わりを絶ってしまいたい思いは
多少なりともわかる気がする。

併し、この無常というものが世の本質であるのならば、
私たちは決してそこから逃げることは出来ないのだろうし、
こうやって真の人生を知ってゆくのだと思う。
漸くその事実に気付いた今だから、
まだまだ人生はこれからだな、とも思う。
いずれにせよ、
私は直実ほど戦っているわけではないので
出家して人を救う立場に転身する資格もないのだから、
矢張りこの現状で生きてゆくしかない。
この先強くなれるかどうかは、自分次第だ。




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