オレンジ色の稜線


遠き箱根の山の端に
秋の夕陽が沈んでゆく。

命が消えてゆくように、
稜線に微かに滲むそのオレンジ色は
刻一刻と光を失ってゆく。

この光はやがて消える。
完全に消え去る。
消失は誕生以来の定めであり、
この世界を支配する絶対のルールを根拠とした
云わば、固定された運命である。

しかしそれを誰が受けとめることが出来よう?

悉皆万物は移りゆく。
それは般若心経をはじめ
多くの賢人のの教えるところだ。

しかし、理屈と感情は常に背を向け合っているもの。

ずっと一緒に歩いてゆきたい。
誰もがそう願う。
しかし決して一緒にはゆけないのだ。

(ブルカニロ博士/銀河鉄道の夜初期稿)


さて皆さん…
この残酷がこの世の理なのであります。

そして真の人生とは、
現実を受け入れたその瞬間から始まるものだと
私は思っています。


(そう思わない時もありますが)






いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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