真実の書 その2


同じ理由で、こちらの書も大変に楽しめました。


06OCT16 013




著者の明智憲三郎さんが明智家の末裔という事もあり
そこに込められた明智光秀への愛は尋常でありません。
その強い愛を根拠とする歴史解釈には
清々しいほどに妥協も迷いも折り合いもなく、
唯々、光秀愛があるのみです。
(公平性もゼロですが、そこに又、愛を感じます。)

先ず、明智に正義あり、トいう結論ありきの解釈は
少々強引な印象かも知れません。
然しその確信に満ちた口調は、
恰も読者の両肩を真っ向から抱いて
真っ直ぐに瞳を見つめながらの
訴えかけトいった印象ですので、
畢竟、強い説得力が生じます。

私たち読者は、
その迷いのない力説にどんどん引き込まれ、
著者の純粋で一途な愛を支持せずにはいられない
切ない気持ちへと変貌してゆきます。
ここまでくると最早、
歴史解釈などどうでもよい。
ただ、著者の光秀愛を支援したくなる。・・・


こちらもまた、
「真実の書」でありました。


私は元々光秀ファンなので
この場でこれだけは云いたい。
皆さん、決してあの本能寺の一件だけで
明智光秀を判断してはなりません。
彼は格調高く、教養もあって礼儀作法に通じ、
家柄申し分ない上品な知識人だった事は
歴史上の真実であります。
従いまして、あの事件には
それなりの理由があった事は
間違いないからです。
それなら仕方ないと思える数多くの「何か」が
きっとあったはずなのです。

全ては永遠の謎となってしまった事が
残念でなりません。
信頼出来る新史料発見などを以て
明智光秀の汚名を晴らす事が出来れば、ト、
そう思っているのは私だけではないでしょう。

然し、これには複雑な感情も在ります。

永遠の謎という悪魔的な色気が
本能寺事件の魅力の本質であると
私は考えますので、
全てが明るみに出るよりも
謎は謎のままで在って欲しい、トいう
無邪気な感情も又、否定できないのです。

永遠に完成しないからこそ成り立つ芸術。
それがこの本能寺事件なのであります。



sora mumuそら「………(げ、芸術??)




sora tang2そら「なるほど、よくわかったでしゅ。(棒読み)」


hana ordinary花「ぷっす~www」

HANAsmile03SEP09.jpg花「最後は又話が逸れよりよったのwww」







* 池波正太郎さんの真田太平記一巻のサブタイトルが
「天魔の夏」でした。
私が本能寺に「魔」のイメージを持つのは
ここからきているのかも知れません。
(「降魔の夏」ト、間違えておぼえていた事は秘密です。)



いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。

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