中国の文官


前回花が申しました通り、
日本には文官・武官の区別がありません。
然し中国では明確にわかれていて、
(科挙導入後の隋や唐の時代辺りから顕著とのことです)
歴史を動かしたキーパーソンとして
多くの文官が名を残しています。

法という概念を作った
商鞅や韓非子は紀元前の文官ですが、
現代でも彼らの考えは研究・学習されており
その功績に合った高い評価を受けています。
斯く云う私もそうですが、
韓非子の書を人生の指南書にしている
人だって、多く在りますしね。

劉邦のような地方の小役人が
大漢帝国の高祖(最初の皇帝)になれたのは、
張良、蕭何、陳平といった
優秀な文官の働きがあったことも
良く知られた事実です。
私は特にその中でも、
蕭何のロジスティクスの手法は
驚異的だと思っています。
あの時代、あの広大な中国で、
大軍が戦い続ける為の補給を絶やさなかったなどと、
その頭脳は現代のどんなコンピューターをもってしても
変わりを務めるなど不可能!
まさに奇跡の頭脳だと考えています。

sora tangそら「なんかすごい事になってきたでしゅ。」


文官といえるかどうかは微妙ですが、
兵の運用法という学問を創り上げた太公望呂尚や
皆さんご存じの孫武(孫子)、
先ほど挙げた蕭何と同時代の韓信など、
歴史的には古い人物ですが、
現代に於いても
兵法という学問の大家として崇められていますね。
軍が強いのは彼らの力、といった考えがあり、
中国では、武人よりも文官、
腕力よりも知力や知識のほうが
高い評価を受けているといっても
間違いではないと思います。
本当に羨ましい話です。

HANAsmile03SEP09.jpg花「こないだ真田丸に韓信の名前が出てたね。」

はい、あれには驚きましたし
ちょっと嬉しかったです。
しかし違和感もありました。
韓信クラスになると、
スケールが違いすぎて日本の武将とは
同列に語れないところがあるからです。
(これは一言いっておきたかった。)


さて、何回かにわたって文官の重要さを語ってきました。
石田三成や大谷吉継が
今回の大河ドラマで注目を浴びたのは
喜ばしいことですが、
もっと彼らの知力に焦点を当てたドラマがあっても
面白いと思います。
そこにこそ、
彼らの実力の根拠があるのですから。




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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