永禄三年滋賀県生まれ


前回も述べましたが、
武官が戦働き出来るのは
文官が矢弾を準備するからです。
糧食を確保し、宿営地を手配するからです。
これがなくては軍は動かせません。
勇猛果敢な武者を多数召し抱えていても、
具足や矢弾や食料なくては
彼らを稼働させる事は出来ません。

どれだけ持てる力を発揮出来るかを
示すのに「稼働率」という言葉を使います。
自衛隊が世界的に評価が高いのは、
保有する兵器を最大限に使う為の
迅速なる整備と厳しい訓練による人員の質の維持を
高い基準で保っているからであり、
その結果生ずる
ずば抜けて高い「稼働率」に根拠があります。

軍に於いて最も重要なのは、
今も昔も「稼働率」であります。
そしてそれを取り仕切るのが文官です。
軍の機能を維持する重要な役割ですから、
凡庸な者には決して務まりません。

この事は、傷口に塩を塗り込むほどに
よく理解出来ていますので、
日本の歴史上の文官たちが
十分に評価されていない現在の不条理に対しては、
実は強い義憤を感じています。

sora scaredそら「塩ッ!??

hana ordinary花「聞いた事ない例えじゃが、云いたい事はわかった!www」


みんな面倒くさい事は嫌ですし
地味な仕事は敬遠したがるのです。
そういったものを一身に引き受けたのが
戦国の世を代表する文官の中の文官、
我らが秀才、石田三成でした。
私はついにあのCMのおかげで彼の生年月日までおぼえてしまいました。

hana 2花「1、5、6、0!」

sora daishukiそら「滋賀県」

sora daishuki2そら「生まれ♪」


虎之助や市松など武官の働きは派手です。
敵を何人討ち取っただとか
槍働きの武功は政権のアピールにもなりますし、
常にヒーローを求めている庶民には
わかりやすい偶像と成りえるでしょう。
しかしこの武官というのは
正直云って、いくらでも変わりはいます。
実際の無双働きは不可能としても、
何とかの七本槍などと謳い
わかりやすいプロパガンダで創造出来るものなのです。
然し、優秀な頭脳の文官は実学に関係しているため、
現実の結果を出さない限りは評価される事はあり得ません。
武官の様に功績をでっちあげる事は出来ないのです。
要するに、(長くなるので省略しますが)簡単に補填はきかない
貴重な存在と考えて下さい。


hana fumu花「そもそも日本に文官・武官の区別はないんじゃが…。」

そうですね。
ただまぁ、ここでは、
わかりやすく主な役割を元に
区別してみました。
因みに虎之助こと加藤清正は
豪傑のイメージがありますが、
実は優秀な文官働きの出来る人でもありました。
文武兼備の良将と云えましょう。
頭の構造まで筋肉の疑いがある
どこぞの市松とは一味違います。

gakuburusora06DEC09SEKIRO 216そら「正則しゃんだって、無骨でカッコいいでしゅ!」

大丈夫、わかってますとも。
彼は愛嬌があって愛される人柄でしょう。
信頼出来る史料に残されたエピソードが
酔って暴れた不始末のみ、といったところに
他の追従を許さない独自の魅力を感じます。
勿論、大好きです。
だからこそ、あんな風に三成と決別してしまったのが
残念でならないのです。
その痛恨の思いもあって、
かつて何篇かの雀の物語に
彼らを大学の仲間として登場させたのであります。

市松、卒業試験を受ける(前編)

市松、卒業試験を受ける(後編)

上記二編の他にも数編の短編を記しました。
私のなかでは、
福島正則が無骨な暴れん坊、
石田三成が冷徹な秀才、
そして加藤清正が
万能な常識人といった印象ですが、
これは勿論創作の為の創作です。



私はまたしても話を大きく逸らしてしまったようです。
しかし書き直すのも勿体ないので
このまま掲載することにします。
そこで、今回主張したかった要点を
手っ取り早く以下に記しますが、
要は、この永禄三年滋賀県生まれがいなければ、
豊臣の大軍があれほどスムーズに
機能することはなかった、と云いたかったわけです。


sora mumuそら「頑張っていろいろ書いたのに…。」

hana ordinary花「なんか三行でまとまっちゃったがなwww」




ではそろそろ試験勉強にもどります。。。






いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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