三年


相模川の辺で花そらと夕陽を見つめたあの日々は、
今はもう遠く、
霞みの先に薄っすらと揺らぐ
あの丹沢の山々のようだ。

夕陽を見つめるあの子らの身体を縁取る
黄金の輝きを私は愛した。
微かな風に優雅に揺れる
長い耳の毛を愛した。
横から見つめると、
その瞳の水晶はあくまでも透明で
夕陽の光の染み込みに
神々しく煌いていた。
私はその厳粛を心から愛した。

今、3年の月日が経った。
その間の風雨を思うと
やりきれない気持ちにはなるけども、
段々と今、感謝と懐旧の情が
悲しみにとって代わってきているのを感ずる。
矢の様に飛び去ってゆく現在とは
歩みを同じくは出来ないけども、
強張った頬は最早、
過去に成りつつあるのだ。

正確に刻まれる時の流れのなか、
私たちの愛は一層堅固になり続けて
その関係は確かさを強めるばかりだ。


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