写真に思う


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あの頃のままの花そら、この姿。


なだらかな肩に触れ、
首をさすってから可愛らしい頭を撫でて、
柔らかな耳を触ると
暖かい生きた美が胸に流れ込んでくる。

手を取り、肉球を触ると、
花のそれは小さくて固いお饅頭のようで、
そらのそれは大きくてふっくらした座布団のようだ。

抱き寄せた時の香りも、
ふたりがそれぞれ違う。 
心地良い。
ずっとこうしていたいと思うが、
花はいやがって離れてしまう。
そらはなされるがままだ。

… 過ぎ去った日々に浸り
笑みを浮かべている自分に気付く。


写真とは、
過去と現在とを繋ぐ橋であるように思う。
その姿を見、その姿を感じ、
時には損失の再認識に繋がる事があるかも知れないが、
求める姿を私たちにもたらしてくれるという意味では
救いの架け橋と呼んでも決して大袈裟ではないはずだ。
生者と死者と繋ぐ橋なのだ。

今年もこの場所には菖蒲が一面に咲いている。




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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