自然を感ずる


何度か述べたが、
私は花とそらのいる生活が
永遠のものだという考えを漠然と持っていた。

それは無知や錯覚がもたらしたものではなく、
花そらがこの世界に生まれた時から
意識を超越した場所で
当たり前のように私に備わっていたものであり、
鳥が美しい羽を持って生まれてくる当然の常識と
同列に語られるべき大前提であった。

私の鳥は、生まれた瞬間から自由の翼を羽ばたかせ、
果ての無い空を幸福に舞った。
この飛行は一見、
終わることがないように見え、
もしも、世間の常識が提示するように、
無常という不条理があるのだとしても、
それは私たちとは無関係である筈だった。

私たちの世界に於いての千古の法則は
根底を成す部分にすっかり確立されており、
そこには現実との対立など微塵もなく
数学のように正確な秩序の世界だった。
それが、約束された花とそらとの永遠の人生だった。


やがてその世界は転覆し私は嘆き悲しんだけれど、
然し漸く落ち着いて静謐な自然世界と一体化してみると、
実際には、
永遠はなんの揺るぎもなく存在し続けていたと
私はそう結論するに至った。
それは形而上的な精神世界でありながら
やっぱり常識に則した現実世界であるのだ。


24MAY16 MEKUJIRI Rvr 023HSTree



いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。


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