幻燈


厚い雲に覆われた空は
一片の陽の光も通さず、
雨に濡れる世界を暗く冷たく見下ろしている。

まだ昼間だというのに
薄暗い部屋のなかにあり、
私が見つめるのは
やっぱり花とそらの写真だ。

目に見える現実は全て遠い過去に終わった。
現在にあるのは哀悼の唄のみ。

もはや精霊となった死者は
なんの迷いも憂いもない姿で
現世に苦しむ私たちに接する。

精神の世界に於いては
過去と現在は何ら不思議もなく交錯する。




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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