明日ありと思う心の仇桜


(散る花の話を続けます。)


明日ありと思ふ心の仇桜 
夜半に嵐の吹かぬものかは


意味:
この桜は明日も当然のように咲いているだろうと思っていても、
夜更けに嵐がきて散ってしまうかも知れない。
*仇桜(あだざくら):散りやすい桜



去年の春のこと。
あるお寺に咲いた桜があまりに見事だったので、
後日、カメラを持って撮影に行った。

然し、
当然、満開のままと決めつけていた桜は、
どうしたことが、ほとんど散ってしまっていて、
地面を覆う花びらは、少し茶色になった無残な姿を
痛々しくさらしていた。

私は茫然と立ち尽くし、あっけにとられた。
それはまさに、親鸞の歌そのものであったからだ。


仇桜の原則は何事にも当てはまる。
花だってそうだし、人だってそうだ。
自分の愛する対象、どんなに大事な人だって、
明日同じように会えるとは限らない。
在って当然と感じている存在は、
実は、決して当然ではなかったのだ。


だから、
この貴重な「今」を大切に生きようではないか。




散ってしまった桜だけど…
25MAR15 0051a

残る花も又在り。
25MAR15 0072b
(だから、簡単に絶望するな、元気でいこう、では失敬。)

いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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