花も花なれ 人も人なれ


散る花といえば、
私が真っ先に思い浮かべるのは
細川ガラシャである。

本能寺以降、
明智光秀の娘という苦しい立場にありながら
強く、立派に生き通し、
そして最後は気高い死を以てその生を終えた
一輪の美しい花。
「気高い」とか「高潔」トいった言葉は
ガラシャの為に在ると云っても
決して言い過ぎではない。

そのガラシャの辞世

「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」


意味はいろいろな解釈があるが、簡単に云うと、
「死ぬべき時を知ってこそ、花も人も美しい」
ト、いったところだろうか。
石田三成の奸計によって、
自分が夫の足枷とされてしまった事態の中、
彼女は迷わず*自らの命を絶った。
お家の足手まといにはならない、と、
潔い死を選んだのだ。
武家の女性として
見事としか云いようがないその覚悟が、
この辞世の句から感じ取れるようだ。

前回、花の美しさの所以を語ったが、
私は細川ガラシャに、
「散る花の崇高さ」をみる。

終焉の炎に咲いた花は、
神々しく、崇高なものだったに違いない。






*注
ガラシャはキリシタンでしたので自損行為は出来ませんでした。
従いまして、家臣に槍で突かせたとの説があります。(異説種々アリ)

私がガラシャについてお話しますと、
おそらく大変な長々編になると思いますので
自制を効かせて今回は概略のみとしました。
ガラシャの人生について興味をお持ち下さった方がいらしたら、
↓の書が小説仕立てで読みやすいかと存じます。

P2010019.jpg


小説仕立てが読みやすいと書きました。
但し、小説なら何でもいいというわけではありません。
ガラシャに関する歴史小説は多々ありますが、
良書はこちらだけで、他の作品はお勧め出来るものがありません。
お勧めどころか、回避しなければならない酷い悪書もありますが、
まぁ、敢えてタイトルなどは伏せましょう。
 



いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。



スポンサーサイト

| はなそらDAYz!ホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL:
http://hanasora0526.blog72.fc2.com/tb.php/1794-8b0473e4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザーのみ)