花発いて風雨多し


花発いて風雨多し
(花が咲いたら往々にして雨風が起こるもの)

人生別離足る
(人生は別れでいっぱいだ)


花は、散る事を前提に咲く。
その花弁が開いた瞬間から、
その滅びは始まっている。
だからこそ花は、
自らに許された時間を、即今を、
精一杯に生きようとする。
最後の花びらが落ちるまで、
懸命に咲き続けようとするのだ。

私は、
花の美しさとはここに由来すると考える。
一瞬、一瞬を、
少しも無駄にしないで、力の限り生きて、
時が来たときには、何の未練もなく散ってゆく。
無常の中に在るからこそ、
その姿は一層の輝きを放つのだ。

人も又、同じ。
懸命に生きる姿は美しく、そして尊い。
太宰治の「東京だより」に在るとおりだ。


いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。





最初の漢詩は、井伏鱒二の翻訳文、
花ニ嵐ノタトエモアルゾ
サヨナラダケガ人生ダ
の一文で良く知られていると思います。
彼のイメージが頭のどこかにあり、
最後は(事実上の弟子)太宰治に繋がってしまいました。



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