推移


尽十方、蓋天蓋地、
この世に存在する凡ての存在は
諸行無常の法則に支配されている。
常なるものなど何処にも無く、
世界は推移し続ける。

昨日まで、あれほど美しく咲いていた花が、
今日はもう散ってしまっている。
その儚さを目にし、
推移に悲哀を感じた時、
私たちの心は虚無感に支配される。

美しい花が散ってゆく姿は悲しい。
健康的で輝くような喜びに満ちていたその姿。
それが目の前で色を落としてゆく。

滅びに虚しさを感ずる心は、
きっとその対象への思いやりに基づいている。
だから、そう思える人は
優しい人間のはずだ。

そしてその優しさは、
その人が一人で創り上げたものではないだろう。
誰かが育ててくれてものに違いない。

その誰かを思い出す時、
虚無感に捕らわれた心は
遂にその柵を脱ぎ棄てるきっかけを掴むのだ。

世界の推移には様々な姿がある。




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