死のもたらす絶対


今はないが…

むかし私は、
高杉晋作に似ているとよく云われた。

その関係だけではないけども、
やはり同じ長州人ということもあり
あれだけの人物でもあるし、
私のなかで、彼の存在は大きい。

あそこまで好き放題に暴れまわった人は、
他にはちょっといない。
雷電風雨の如く、
幕府のみならず世界をも相手に
大立ち回りを演じ、
そして、たった27歳の若さでこの世を去る。
幕末に轟いた一瞬の稲妻のような人生。
寸毫程の無様もないその生は
まさに完璧だ。

「死」とは、
その「生」を完全なる永遠の美とする為の
仕上げとなる場合もある。

絶頂期に於いての死。
隆盛を極めての死。
山頂での死。
幾多の苦難を乗り越えて
ようやく結婚した男女が、
婚儀の夜に自死して
幸福を永遠のものとした小説もあった。
皮肉なことに、その物語の作者も、
同じ道を辿ってしまったが。…

高杉を完璧に仕上げてしまったのは
死であったと思う。
死は時として、美の極みとなりうるけども、
然しそれは外野の勝手な解釈かも知れない。




25SEP15 ODAWARA 001a






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