今からここから


呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。
(夏目漱石「吾輩は猫である」より)


人は誰も、皆が、
心のどこかに苦しみや悲しみを抱いている。

人生には、生老病死の四苦に加えて、
愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦、といった
八種類もの苦がつきものとされていて、
最早、「人生イコール苦」といっても言い過ぎではないかもしれない。

漱石先生だって、
「生涯のうちで愉快な事なんて
砂の中に混じっている砂金くらいしかない」
といった意味の事を云っていたと思う。

然しである。

だからこそ、
いつも超然と平気な顔をして
大股で人生を闊歩している人というのは、
実に尊く、そして粋だと思うのだ。

仰向けに高転びした時こそ
むっくりと起き上がって胡坐をかき、
ピシャリと膝を打って
「よし!ここからだ!」

そう笑って云える人間になりたいものだ。


2014-04-01 01APR14 SANSEN Park 056s









太宰治を敬愛から「スーパースター」と呼び、
三島由紀夫は親しみを込めて「ユッキー」と呼んでいますけども、
夏目漱石だけは何故か、
「漱石先生」となってしまいます。
不思議なものです。




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。









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