則天去私にはまだ遠し


盛夏となりて、
草木深き丹沢山地の麓に
臨済宗の禅寺が在る。

風も爽やかなこの朝、
花の香りと鳥の囀り
あとには川の流れる音だけが
静寂に響き、
大気に漂う神秘の霞が
この身に染み入ってくるような、
そんな厳粛なこのお寺に於いて

私は禅を通じ

私を滅し、尽十方、即ちこの世界そのものに溶け込もうと
懸命だった。

否、
この時点で既に心得違いをしていたのかも知れない。

「懸命」に何かを変えるのではなく、
「自ずから」そうなるように修行するのが禅のはずだ。
その修行も、
頑張ってするのではなく、
恰も、何もせずとも流れてゆく川の流れの様に
自然に行わなければならないのだ。

否々、これも又、思い違いだ。
私の或る種の弱点は、
この「何々でなければならない」という
決めつけ思考ではあるのだが、
これが又、非常に禅的ではないように思える。
物事を決めつけ、型にはめる考え方は
禅とは程遠いもののはずだからだ。




…………


良し、成程。 
未だ、未熟である。




D17MAY15 ISE 022






この世界は空であり無であるらしい。
見える物や感じる物は
実は実態を成さない虚実であるらしいのだ。

ならば、
今この目の前に飛来し
思い掛けずこの鼻先に着地した
この蚊を
一体どう理解すればよいのだろうか?

などと、
禅の最中に
こんな余計な事も考えていました。
困ったものです。。
 




いつも読んでくださっている皆様、有難う御座います。
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