悔恨の念


あれもしてやれた、これもしてやれた。
あぁすればよかった、こうすれよかった。

何故出来なかったのか、しなかったのか。……

花とそらがなくなった後、
私は暫くの間、このような悔恨の念に苛まれた。
今更どうする事も出来ない。
どんなに頑張っても取り返しはつかない。
抗う術など皆無の望みなき戦いは、
私の心を打ちのめし
すっかり疲弊させた。

愛する存在を失った時、
多くの人はあの時の私と同じように、
姿のない、然し輪郭のくっきりした、
「悔恨」という敵との戦いで
心労に追い打ちをかけられるのではなかろうか?

今、同じ苦しみに心痛している人が
もしも在ったならばこう云いたい。

君よ、苦しむことなかれ。
その苦しみは、
君が確かにその存在を愛した厳然たる証なのであり、
愛すればこそ、の感情なのだ。
愛の証に何を苦しむことがある。

君よ、苦しむなかれ。
人の出来る事には限度というものがある。
その制限の中で、
君はきっと精一杯にその存在を愛したに違いないだろう。
だからその存在は
きっと幸福のうちに
喜びに満ちた生を終えたはずなのだ。

そして今は、天国で君に感謝している事だろう。

『死者にたいする
最高の手向けは
悲しみではなく感謝だ。』

君にもきっと、
涙に濡れながらも笑顔でもって、
感謝の言葉を口に出来る時が、
きっときっと来るはずだ。
それは時間がはっきりと約束してくれる。

その日までは
ゆっくりのんびりと毎日を過ごすが良い。
決して焦ることなかれ。





さらば読者よ。
命あったらまた他日。
元気でいこう。絶望するな。
では失敬。



2014-04-23 24APR14 004a15









いつも読んで下さっている皆様、有難う御座います。


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