私も頑張らなければならない


喜びは束の間の感情であるが、
悲しみは長きにわたって私たちの心に居座り、
深い根を張り広げて心を砕こうとするものだ。
その存在は、
紙に落ちた一滴の墨汁のように明らかで、
包帯に滲んだ鮮血のように明瞭だ。
悲しみは、くっきりとした輪郭で、
いつまでも私たちの心に留まろうとする。

そんな時、
人は、自分だけが例外的な苦難を背負わされており
自分だけが苦しみの人生を歩んでいると考えがちだが、
実は決してそうではない。 
世間の人たちは、
いかにも毎日を飄々と過ごしているかに見えて、
実は心の底では常に何らかの悲しみと戦っているのだ。

毎日を明るく楽しく笑顔で過ごしている人だってそうだ。
岩のように固い表情の
厳格な僧侶だってそうかも知れない。
いつも冗談ばかり言っている人だって、
もしかして、流れる雲を見上げて、
その無常に「心の中で」涙しているかも知れない。
みんな、知らん顔して、顔にも口にも出さないだけなのだ。




この真っ青な冬の空に流れる雲を見ながらこう考えた。
どうやら私も頑張らねばならない。







a01JAN15 MIJOU 082HS
The first sunrise of 2015






いつも読んで下さっている皆様、有難う御座います。


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