読む本を置き、ふと遠くを眺める


「嵐の中にこそ平穏、嵐の中にこそ……。」

太宰治のある短編の中に、こんな言葉があった。
普通ならそのまま読み進むだろう。
併し私は、思わず読む手を止めて呟いてしまった。

「嵐の中にこそ平穏」




花とそらのいた日々は、
まさに嵐のようであったと言える。
私たちは、時間があれば常に走っていた、それは、

<全力で駆け抜けた日々>

私たちは、生きている喜びを体全体で感じていた。




立ち止まることのなかったあの日々。
あっと言う間もなく
閃光のように過ぎ去ったあの日々。

花を迎えた時、そらが家族となった時、
大変だけど幸せ倍増!
などと笑いあったあの遠い遠い日々。

あの日々にこそ、暖かな心の平穏があったのだ。




「嵐の中にこそ平穏」

この言葉を目にした時、
私はそれを咄嗟に、
花とそらがいた幸せのあの日々と
関連づけずにはいられなかった。







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