小くとも豪傑


何故この蟹は、
このように見事な最期を遂げることが出来たのか?
それについて、
どうあっても触れておかねばならぬ事実が此処にある。

三島のユッキーも言っているが、
死を迎える場面とは、生物がその人生の中で最も緊張する瞬間に違いない。
取り乱しもすれば、常軌を逸した突飛な行動をとってしまう事もあるだろう。
無様にうろたえるかも知れない。

それにも関わらず、
この雄の蟹は立派な最期を遂げた。
ほとんど理想の形といってもよい。
何故そう出来たのか?

それはおそらくこの蟹が、
日頃から身を引き締める教訓を以て
自らを厳しく律していたからに違いない。

怠惰に流される事なく
楽をせず

己の精神を厳しく研鑽してきたからこそ、
最も緊張する状況にあっても一切取り乱す事なく
このような勇気ある行動が取れたのだ。
口先だけの小人には決して真似する事は出来ない。

そうして今やこの蟹は、
後世に語り継がれる存在となった。
身は滅びたが、
その精神は後の世代に継がれる事となったのだ。

私はこのような誇り高き勇者、
立派に何かを成し遂げられる真の意味での豪傑を、
心の底から尊敬する。

私も、いざという時に行動出来る人間になりたいものである。














そう考えてみると、この後ろ姿が実に偉大に見えてくる。
彼の示した勇気と武勇に敬意を示し、これより彼を「典韋蟹」と呼ぶ事にしよう。


22AUG14 FJ 036 a








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