ひとつのやくそく


雷鳴を伴った豪雨に猛け狂う
氾濫の川と

その傍らにひっそりと咲く

この純白の花


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B224JUN14 029




瞬間、心を奪われた。
家路を急ぐ足を思わず止めた。

それほどまでに、
はっとするほどに心を打つこの

小さく、可憐で、儚いガラスの写真のような美しさ。




雷雨の嵐に怯えながらも

健気に、
そして懸命に生きるこの生命。


この世の美とはかくなるものか、と・・・

暫し、
その場を動けなかった。














さて、唸りをあげて叩き降る豪雨に世間が仰天し
人々が我先にと家屋へ避難するなか、
こんな危険な川沿いに咲くこの小さな花を
いったい誰が気に留めたろうか。

雷雨と雹の荒天だ、
誰にもそんな余裕はなかったに違いない。

しかし、世界の片隅のこの場所に、
この美しい姿が在ったことは厳然たる事実であり、

偶然をそれを目にした私が
瞬間にして心を奪われたことも、
また決して嘘ではない。

美とは、見る者があってはじめて美となるものではない。
誰にも気づかれない美というものも確かに存在し、
そのようなものこそ
高貴な輝きを放っている場合が多いのだ。


世界はこのような美に満ちている。
人生とは驚きと興奮と感動だ。

私は決して偽りを書いてはいない。




















花そらで読む「一つの約束(太宰治)」はこちらから・・・






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