私の「銀河鉄道の夜2013」(2)


「おまへの愛する子たちは何処か遠くへ行ったのだろう。
 あの子たちはね、本当に今夜、すごく遠くへ行ったのだ。
 おまへはもう花とそらを探しても無駄だ。」

「ああ、どうしてなんですか。
 私は、花とそらと一緒にまっすぐに行こうと云ったんです。」

「あゝ、そうだ。 みんながそう考える。
 けれども一緒には行けない。」




ブルカニロ博士は続けました。

「そしてみんながカムパネルラだ。

 おまへが会うどんな人でも
 みんな何べんもおまへと一緒にに苹果を食べたり汽車に乗ったりしたのだ。

 だからやっぱりおまへはさっき考えたように
 あらゆる人のいちばんの幸福を探しみんなと一緒に早くそこへ行くがいゝ。

 そこでばかりおまへは本当にカムパネルラといつまでも一緒に行けるのだ。」





花とそらと共に過ごしたあの日々の記憶、
手帳に書き留めた
あの子たちの言った全ての言葉、

これらが私たちにとっての
絶対の真実であり現実であり

この旅を続ける為の切符であるのだ。


私たちは、きっとまっすぐに進もう。









(3)へ続きます。


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