プッサン「アルカディアの牧人たち」


今、この絵を見ると大きな衝撃を受ける。


昔もそれなりに唸ったものであったが
それは心からのものではなかった。

解釈を知った、
というつまらない自己満足。

それだけであった、が・・・


今は違う。



Arcadia Poussin 14



アルカディア・・ 
理想郷、ユートピアとかいった意味らしい。

この絵の舞台は、そのアルカディアだ。

三人の男たちが囲んでいるのは石棺、
そしてそこに刻まれた言葉は、
「我もまた此処にあり」転じて

『楽園にも死は存在する』



永遠の牧歌的楽園に
あってはならない、否、あるはずのない「死」の存在。

それを示す石棺と碑文をみて
とまどう牧人たち。

右端の女性は、
(いろいろな解釈and/or 説があるらしいが)

「受け入れるべき運命」を擬人化したものらしく、
取り乱す男をなだめるように
肩に手を置いている。







あの日々が永遠に続くものだと
漠然と信じていた私は、

まさにこの牧人たちだ。


ユートピアの住民である自分には
自然の摂理など

一切の関係がないものと
疑うことすらしなかった。

そして、そこへ突きつけられたこの現実。



MEMENTO MORI (メメント・モリ): 死を忘れるな


この言葉は深く胸に打ち込まれて
もはや抜ける事はない。

私はまたひとつ、
人生を学んだのだ。













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