花そら公園巡り ~海老名市 相模三川公園~ その1


明るい冬の日は
相模川のこの公園をみんなで歩き

歩いて、歩いて、

そしていつもの川べりに座って
夕焼け空を眺めたものだった。

山の端に沈んでゆく夕陽は
ただひたすらに美しく

オレンジ色に照らされたあの子たちの横顔もまた
筆舌に尽くしがたい美しさであった。

心に浮かぶその遠い記憶は、
暮れてゆく一日の終わりに重なって

(美しくも、もの悲しい)



今、傍らにいた子たちはもはや存在しない。

それでも私はこの公園を歩き、
たった一人でも夕陽を眺める。

空に木に風にそよぐススキたちに
花とそらの姿を探し、
川の流れの音に花とそらの囁きを求め、

今日も私はこの公園を歩くのだ。






花そら公園巡り ~相模三川公園~ その1



相模川の流れに沿って広がるこの公園・・・
大きく開いた空、心地よい風、
花とそらは、本当にこの公園が大好きでした。
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真っ直ぐに伸びる道が
楽しいお散歩を予感させてくれるのか、
ここはいつもスキップしていました。



西を見れば、丹沢の山々。
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常にそこにあり、
いつも私を見守ってくれている頼もしい存在。



見上げた空に
二つの雲が浮かんでいました。
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花とそらはいつも私と一緒です。
こうして雲となって
その存在を知らせてくれるのです。

「ここにいるよ」

そんな囁きが聞こえてくるよう・・・



地面には枯葉が舞っていました。
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「季節は変わりゆくもの」
昨日と同じものなど何一つないのが、この世界のことわり。。



どんどん歩いてゆきましょう。
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この公園には長く通いましたが、
このあたりの木がこんなに大きかったとは
今まで気が付きませんでした、驚きです。
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今、視点が変わってしまって、
見えるものが違ってきたようです。

何もかもが変わってゆきます。
何一つとどまるものはありません。


私はまるで、川に打ち込まれた一つの杭のようです。
移り行く水の流れに取り残されて、
ずっと同じ場所に立ち尽くすのです。
苔や藻や汚れにまみれて朽ち果ててゆくのです。




ふと振り返ってみましたが
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やはり其処に、花とそらの姿はありませんでした。

然しそれでも人は、
目に見えないものを見ようとするものです。
これからもきっと

(何度も振り返ってしまうだろう)







さぁ、歩きましょう。
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「まだいけんべ!」(八重さん)



冬の真っ青な空に、
寒風に乗ったトンビが
大きく弧を描いて飛んでいました。
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その向こうには
一列に並んだ雲が見えます。



崩し文字のように見えるこの雲たち・・
花とそらからのメッセージかもしれません。
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一生懸命に何かを書こうとしている
花とそらの姿が浮かんできます・・・

肉球の手で筆を持つのは少々難儀だったようで、
ちょっと読みにくくなってしまいましたが、然し、

気持ちは確かに伝わってきます。







「 お や つ 」と書いてあったりして・・・







青い山体が神々しい丹沢の山たち。
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富士山北麓から桂川回廊を抜け、
丹沢の北を大きく迂回しながら流れてくる相模川。
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この流れの向うに、
どれだけの人がどれだけの命を見送ったことだろうか。
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この川は、どれだけの悲しみを見守ってきたのだろうか。





冬の太陽は無力だ。

(吹き付ける寒風は
 どんな熱さえも奪い取ってしまう)





風蕭々として相模川寒し

命ひとたび去りて復た還えらず








相模三川公園。
ここもまた、思い出深き公園です。

相模川があり、丹沢があって、
花とそらがおりました。

思い出深き公園です。







その2に続きます



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