FOOT PRINTS マーガレット・パワーズ


前回の「花そらFOOT PRINTS」は、
マーガレット・パワーズの詩「FOOT PRINTS」を骨組とし、
自分の言葉を組み入れながらひとつの詩に仕立てました。
(「換骨奪胎」などといいます)

原詩の中では、「私」がやはり夢の中、砂浜を歩いているのですが、
傍らで一緒に歩いてらっしゃるのは、キリスト教の神様です。
砂浜は、お気づきと思いますが、人生の道を表しています。
「私」が振り返ると、歩んできた長い道のりを示すように、
延々と二組の足跡が残されており
その頭上の夜空には、その時々の人生の光景が
写真のように映し出されています。

「私」は、懐かしく自分の人生を振り返ります。

が、しかし、ある事に気付いて悲しい気持ちになってしまいます。

「私」が人生に於いて最も苦しく最も辛かった艱難辛苦の時期、
その時の光景が映し出されている夜空の下には、
なんと”一人分のあしあと”しかなかったのです。

何故だろう?
何故、自分が本当に切実に、誰かの助けを必要としていた苦境の時に、

どうして自分は一人で歩いていたのだろう?
いかにして神様は自分を一人ぼっちにしてしまったのか?

何故、神様は一緒にいてはくれなかったのか!?



「私」は思い切って、神様に尋ねてみます。

「神よ、私があなたについてゆこうと決心した時、
 あなたはずっと私と共に歩み、共に語って下さるとおっしゃいました。
 それなのに、私が最も辛かった時期、
 そこには一人ぶんのあしあとしか残されてはいませんでした。
 わからないのです。
 何故、私が最もあなたを必要としていた時に、
 一緒にいては下さらなかったのですか?
 何故、私のもとを去られていたのですか?」

神様はそっと囁き、こうこたえてくださいます。

「私の大切な子よ。
 私はあなたを愛している。
 苦しみの中にあったあなたを
 決して決して一人になどはしていなかった。

 愛する子よ

 あしあとががひとつだったとき、
 私はあなたを背負って歩いていた。



















この美しい詩、今、以前にも増して
私の心に染み入ってきます。





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