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この身もやはりこの世の存在


身を観ずれば水の泡 
消ぬる後は人もなし

命を思へば月の影 
出で入る息にぞ留まらぬ





この世は無常

山川草木如何なる生命も
とどまることなく常に変移してゆく。

その確乎たる世の在り様を目の前にし、
どうにもならない虚しさに涙をおさえること能わない。




自分達だけは
この世の摂理の例外であるはずだと

なんの疑いもなく信じていた。






19JULY13 0894EVR







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