はなそら双子星 楽しいお買い物


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(天の川の西の岸に小さな二つの星が見えます。

 あれは、
 花ちゃん童子とぽっくん童子という
 双子のお星さまの住んでいる小さな水精のお宮です。

 夜は二人ともきちんとお宮に座り、
 一晩、天空の回転に合わせて星めぐりの歌をうたいます。

 それがこの双子のお星様の役目でした。)




花ちゃん童子とぽっくん童子が
アヤシエの町をお散歩しておりましたら、

新しいケエキ屋さんが
目にはいりました。
童子たちは甘いモノが大好きです。


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わくわくしながら
二人はケエキ屋さんに
はいっていきました。


「はい、全部で1000Yです。
 大丈夫ですか?
 お金はお持ちですか?」


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みんなが困っておりましたところに、
初老の紳士が入店してまいりました。

「おや、これは珍しい。
 天空の童子さまたちではありませんか。
 どうなされたのです。」

「実は僕たち・・・」



童子たちが事情を話しますと、
紳士はこう云いました。

「ようございましょう。
 では童子さまたち、銀笛はお持ちですね?
 ぜひそれを吹いてみせてはいただけませんか。
 ぜひお願いします、ぜひ。」

「かまいませんが・・・」
「では。」


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ヒャラリラリラリラ♪
(オリオンはたかくうたひ♪)


ヒャラリラリララリラリ♪
(つゆとしもとをおとす♪)


・・・・・♪









「すばらしい音色です。
 天空の笛が聴けるなんて、
 いやはや、わたくしは幸せ者です。

 うん、今日は実にいい気分だ!
 わっはっは!」


紳士はステッキをくるくると回しながら
大きなおなかを
ぽんぽんと叩いて笑いました。

「どれ、ケエキのお代はおいくらでしたかな?」

「えっ、そんな。」
「僕たち、そんなつもりじゃ・・」


「いえいえ、いいのです。
 ぜひそうさせて下さい。
 いいえ、そうさせていただきますよ、
 わっはっは!」

「では、いただきます。」
「あ、ありがとう。。」




童子たちは大変に恐縮してしまいましたが、

併しケエキを一口ほおばると
それまで固くこわばっていた
童子たちのお顔が

とたんに子供らしい無邪気な笑顔となりました。





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双子の星 (英語版 宮沢賢治絵童話集)双子の星 (英語版 宮沢賢治絵童話集)
(1998/04)
宮沢 賢治、支倉 美雪 他

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hana happyHANA「てかコレ、童子たちお買い物してなくね?www」



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コメント

パパワールドの物語にほんわかさせて頂きました(((o(*゚▽゚*)o)))
美味しそうなケーキ♪
私もお一つ食べたいわっ( ´ ▽ ` )ノ

@くろりんさま

おぉ!
読んでいただき有難う御座います!!m(_ _)m
童話文学が好きなので
ちょっとその真似事をたまにしてますi-278
楽しんでいただけて
嬉しく思います、有難う御座いました!

私、超甘党なのでケーキには目がありませんi-278
むかしはよく3つくらいまとめて食べていました。
幸せをじっくりと実感できる瞬間です。
(今は控えめに食べてますi-229

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