
『史記』刺客列伝 荊軻(けいか)より
紀元前228年
荊軻は、
秦王政(後の始皇帝)暗殺の命をおび
決意の旅にでた。
強国である秦の王を狙うのだ。
成功しても失敗しても
二度とはもどってこれない!
易水のほとりで
最後の別れの際に彼が詠んだのが
このあまりにも有名な歌だ。
風蕭蕭として易水寒し
壮士ひとたび去ってまた還らず
友たちは歯を喰いしばり
去ってゆくその背に
涙したという・・・


![]() | 史記 全8巻セット (ちくま学芸文庫) (1997/07) 司馬 遷 商品詳細を見る |
文庫本8冊で10Kオーバー・・・
学術文庫系って高いよね

よろしかったらポチっとお願いします

↓ ↓ ↓

風の強い寒い日
川のほとりに立つと
去って
二度とは還らなかった男のことを
思い出さずにはいられないのです。
夕陽に染まる相模川

彼が去った日も
こんなに寒かったろうか

西の空に鳥が飛び

その上空をC-130がゆく・・・

スポンサーサイト