星空にライカを想うこと (花そらプレイバック)


地球は青かった

このあまりにも有名な言葉が
ソ連のガガーリン少佐から発せられたのは

1961年
人類が初の宇宙飛行に成功した時でした。



それに先駆けること4年前

こんなワンコが宇宙に送られていたことを
皆さまご存知だろうか?



宇宙開発の犠牲となった悲劇のワンコ

ライカ

raika1_sm.jpg

今回は
この不幸な子のお話をさせていただきます。

こういった事実があったことも
私たちは知っておかなければならない。







宇宙開発黎明期、
ソ連は有人宇宙船を打ち上げる前に

どうしても動物実験をする必要がありました。



そこで、
モスクワで迷い犬を保護し、

その犬を宇宙船に乗せて
実験を行ったワケですが

その時の犬がこのライカなのです・・・




『1957年 スプートニク2号打上げ』

ライカは、
自分の意思とは関係なく人間の勝手な都合で、
狭い宇宙船内に閉じ込められてしまいます。

sputnik2_prep.jpg


そして
スプートニク2号は衛星軌道に向け発進しました。

コピー ~ sputnik2_prep



ライカは
宇宙に打ち上げられ

世界初の
宇宙に飛び出した生物となったのですが・・


しかしそれは
帰り道のない一方通行の旅だったのです。



そう。
打ち上げの目的は、
宇宙空間における生物の生存を確立する為の
実験データの確保。


つまりそこに
ライカ生還の必要性はなく


スプートニク2号には、
大気圏再突入能力は
設置されていませんでした。


わかりやすく言うと


欲しいのは宇宙空間にでた生物のデータのみなので、
打ち上げといて打上げっぱなし。

コストがかかるし
帰って来る性能までは作らなかった。


ということだ。






死の旅へ無理やり送られたライカを襲う
恐ろしい困難!




断熱材の破損による熱地獄

加速時の凄まじいGフォース

狭い宇宙船の中で身動きの取れない恐怖



ライカはどんな思いで死んでいったのか




帰りたい

帰りたい

帰りたい




帰りたい・・・!








なぜ自分がこんなところにいるのかもわからず
なぜ自分がこんな苦しい思いをしているのかもわからず




ライカは


真っ暗で孤独な宇宙空間の中
炎熱地獄にその一生を終えた・・・!






 




その夜

ひとつの流れ星が夜空を走り・・・



この世界から1頭の犬がいなくなって



そして
夜空には星がひとつふえた












科学の進歩、
そう言えば聞こえはいいかもしれないが

それは
こうした尊い犠牲のもと

多くの悲しい代価のもとに
成り立っているのだ



そのことは決して忘れてはならない・・・!!








laika_statue.jpg

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コメント

凄く悲しいお話ですね。
何も分からぬまま生涯を終えたんですね。
忘れられないですね。

=トイプードル様=

コメントいただきありがとうございます。

ライカの話は
本当に悲しい話です。
実はこの話は、当ブログで2009年の7月に紹介させていただいたものなのですが(それ故に「プレイバック」を冠す)
わけあって再度紹介させていただきました。



実は昨今、イランが宇宙開発に積極的なのですが
(ロケットはそのまま軍用弾道ミサイルに転用できるのでその宣伝)
生きた猿を乗せる計画があるのだそうです・・

私は科学の子で科学が絶対真理という偏った人間なのですが・・
生き物を利用するのには賛成できないのです。

人間の利益のためにやるんなら
人間が乗れ、ってカンジで。。



日本のJAXAは
その点、信頼してます!

やはり日本が一番ッ!

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