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模試と禅


さて、試験が近いので
休日は模試を繰り返している。

私の休日は回復の為ではなく
進歩の為にあり、
本番の試験も日曜日なので
休日の度に艱難辛苦の喜びに
武者震いを繰り返しているという
変人っぷりだが、
これはこれで楽しい人生だ。

模試に要する時間は二時間。
体調が良ければすんなりいくのだろうが、
休日の私はたいてい前夜の飲み疲れがあり
いつも途中でダレる。
集中力が切れる。
進歩の為の休日はどうした、と、
喝をいれながらの模試になる。

こんな時にいつも思うのが、
もっと禅をやっていればよかった、という反省だ。

びっしりと文字で覆われた頁を見るたび、
正直、うんざりする。
投げ出したくなる。
何か理由をこしらえて中断したくなる。
しかし、続けるか投げ出すかの
この分岐点で将来が決まるので
やめるわけにはいかない。
そこで続けるは続けるのだが、
だからといって精神的苦痛は依然として残る。
気づくのだが、この苦痛が、
なんと、
禅の途中で生じる苦痛と同じものなのだ。

上手く言い表せないが
自由に跳ねようとする巨大なバネを
抑え込もうとする歪みから生ずる
居心地の悪い違和感。

ちょっと気を抜くと
あっという間にあらぬ方向へ飛んで行ってしまうであろう
危険な可能性をひめたエネルギーに対する焦燥感。
このバネを自由に解き放ってはならないという緊張。
同時に、自由への渇望。

なんだかダラダラ書いてしまったが、
要は、我慢しながら何かを継続、
しかも集中して行うことの苦痛、といったところか。

なるほど。
これは、禅も模試も同じだ。
やはり、勉強の合間の生活の中に、
もっと時間を作って座らなければならない。
それがきっと、勉強に限らず
他のことにも繋がってゆくはずだ。




読んでくださった方、ありがとうございます。

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達成


なんとか、この一大イベントを乗り切ることが出来た。
皆が笑顔で手を握り合える結末となった。
判明した問題は、発展の為の糧となろう。
全ての努力は報われたのだ。
私たちは、やり遂げた。
流した汗のぶんだけ、喜びの涙を流した。

さぁ、これでもう私はいつ死んでもいいことになった、などと、
少々物騒なことを考えながらも、
実は既に来年に向けての一歩が始まっていることを
私たちは知っている。

今年は大成功だった。
その喜びをグッと噛みしめて
小さくガッツポーズをしたら、
さぁ、次へと進まねばならない・・・



と、それではせわしないので、
とりあえず、黒ラベルで乾杯!




読んでくださった方、ありがとうございます。





続・実感


私を顔面蒼白に至らせた事実とは何か。
それは、私が理想に浸りすぎた、という失態だ。

そうだ、私は未来を都合よく考え過ぎていたのだ。
私が思い描いたバラ色の未来は理想でしかない。
そうだと無理に信じることも出来るが、
心のどこかに刺さった小さなスイバリのような
不安は常につきまとう訳だから、誤魔化しはきかない。
理想は理想で、現実とは限らない。
サラ・コナーだって言っていたじゃないか、
未来は一定ではない、と。

要するに、大失敗に終わる未来もあり得るということだ。

この事実は私を狂乱させ、苦しめ、
ほとんど寸でのところでなんとか抑えたが、
思わず上着をかなぐり捨てて
奇声と共に金だらいを打ち鳴らしながら
表へ飛び出してしまうところだった。

生まれたての小鹿のように不安に震えていたが、
その時にふと気づくことがあった。

あぁ、そうだ。
結果は原因と過程を経ての結果なんだった。・・・

私の未来は過程で決まる。
これまでに行ってきた努力が虚実であれば、
行事は失敗に終わるだろう。
悪因悪果というヤツだ。
ところが、やってきたことに自信があれば、
結果は自ずとついてくる。
自ずから、自然の帰結、
禅で何度も何度も学んできたことではないか!
私の歩みに堕落はあったか? 妥協はあったか?
私は、確信に満ちた表情で太陽を見上げた。

言葉では知っていた。
しかし、実感というと話は別で、
今までは、ただ知っているつもりだけだった。
しかし今、漸く、理解に至った。




読んでくださった方、ありがとうございます。

実感


生活しているといろいろな節目で
気づく、というか、実感するポイントのようなものに
ハッとすることがある。

これから私たちの職場は、
一年で最も重要なイベントを迎える。
他に別の2組織と連携するのであるが、
私はその仲介役を仰せつかっているので
責任はけっこー重大だ。
「けっこー」と平仮名で書いて緊張感のなさを
演出しなければいけないほど緊張している。

過度の緊張は己を委縮させる。
動きを封ずる拘束具に近い。
しかし、昔の漫画の主人公が使った
大リーグボール養成ギブスとは訳が違う。
あれは鍛える為のものだが、
これはDr.レクターなどに施されていた
完全な拘束具だ。

取り除かねばならない。

そこで、未来の自分を考えることにした。
イベントが終了してホッとしている自分。
成功に胸を張っている自分。
緊張や不安が取れて、和らいだ笑顔の仲間たち。・・・

そこには、皆に囲まれて笑っている自分がいる。
何でもないさ、トでも言いたげな
すました表情が小憎らしい。
この自分、控えめに云ってもカッコいい。
凛々しい、実に端正だ。
顎に手をやった何気ない仕草に
キザな誇りを感じる。
うっとりと思い浮かべる2週間後の私、私、私。・・・

いや、然しだ、ここで重大なことに気づき、
私は顔面蒼白となるわけだが、
それは次回にお話しよう。



読んでくださった方、ありがとうございます。

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