保護犬Halとrodemさん家のこと7 「そらのサンタさん」


2006年12月11日

そら(ここから「そら」と呼ぶようになりました)は我が家に着くと、それまでrodemさん家で預かっていただいてた敷物を入れたケージで寛ぎ始めました。
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我が家での多頭飼い初日。花もそらも、思った以上に落ち着いていた。rodemさんが11月に家庭訪問をして下さったおかげです。

花そらは本当に仲が良く、日中は毎日一緒に遊んだり、くっついてお昼寝したり。

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ただ、夜になるとrodemパパママのことを思いだすのか不安なのか、2週間ものあいだ目をつむって寝ているところを見たことがありませんでした。




クリスマスイブの日、そらが我が家の一員に加わったお祝いにと、親友のロビン・ファミリーが遊びに来てくれました。

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まだそらが新しい環境に慣れていないこと、私自身が多頭飼いに不慣れなことで、この時ロビン家にはいろいろと迷惑をかけてしまいました。なのに、そらが家族に加わったことを一緒に喜んでくれて、これからのそらのことを一緒に心配してくれて。。。あの時は本当にありがとう、今でも感謝してます!




翌朝、外に出てみると、家のポストに紙袋がかかっていました。何とrodem家からでした。旅行の途中に、そらがrodem家でお世話になっていた頃のお薬の残りと、クリスマスプレゼント(夜の散歩が危なくないようにとお散歩用ライト)を届けにわざわざ持ってきて下さっていたのです。

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夜中にrodemご夫妻が家の前まで来られていたことに、私たちは全く気づきませんでした。気づいていたら、是非ともそらに会っていって欲しかったところです。でもきっとrodemご夫妻のこと、そらが混乱や後追いなどしないように、敢えてそらには会わず、こっそり立ち寄ってくださったのに違いありません。。。泣けてしまいました。





あれから3年。

閑静で自然の豊かな長野とは異なる環境に連れて来られて、そんな状況を楽しみながら、時に混乱もさせてしまったけれど、必死に馴染もうと頑張ってきてくれたそら。 

私の技量不足のせいで、一時はそらの自信を失わせてしまったこともありました。そんなそらを見て、「この子を幸せに出来るのは自分じゃないのかな。。」などと、少し弱気になってしまった自分もいました(情けない ((((^_^;)

それでも、いつもひたむきに、そらは頑張ってきてくれました。 

まだいろいろ課題もあるけれど、長い時間をかけて、「そんな辛い過去があるようには見えないね!」と言われるほど、明るさと自信に満ちた子に成長してくれました。 親バカと言われようと、この子はパパママの誇りです。










そら、うちに来てくれて本当にありがとうね。 



そら、今幸せ?





そらはもう分かってくれているだろうか。 遠回りしてしまったけど、ここがこの子の本当の家族であること(もちろんrodem家も!)。もう2度と家族が変わることなんてない、何の心配もいらないことを。




ママの大好きなそら!! これからも花そら家みんなで仲良く、楽しく暮らしていこう、ね!






読んで下さった皆さま、長い話にお付き合いいただきありがとうございました。 そらの「うちの子」ストーリー、終わります(^.^)  
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保護犬Halとrodemさん家のこと6 「お迎えの日」 


2006年12月10日、とうとうHal君を迎える日がやってきました。rodemさんご夫妻が手配して下さった軽井沢の宿で会いました。

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rodemさんが用意してくださった、ピザとビールで宴会(何から何まですみませんでした)。犬談義で盛り上がったあと、rodemご夫妻は別のお部屋へ。Hal君は私達の部屋に残り、ここから我が家の多頭飼い生活が始まりました。

「じゃあ、Halちゃん!お休みな~!!」

rodemさんご夫妻は明るく部屋を出て行きました。

そう、改まったお別れの挨拶などしたら、Hal君を不安にさせてしまうから。Hal君を保護してから4ヶ月もの間(一番大変な時期)をお世話して下さったrodemご夫妻にとっても、それはとても辛いものであったに違いありません。 Hal君をここまで元気に育て上げて下さった4ヶ月間、ご本人達は何も仰らなかったけれど、いろんなご苦労があったはず。



rodemご夫妻が救い出してくれた命。 この子を大切にしなくては。



ご夫妻が部屋を出た後、予想通りHal君は後を追い泣き叫びました。なだめても気をそらそうとしても、私達のことは全く目に入らない。 近くに私たちがいても、この時のHalにとっては一人ぼっちにされたのと同じだったのです。

夜中、気晴らしのために何度か散歩に連れて行く時は嬉しそうにしていましたが、部屋に戻ると横になっても目をずっと開けたまま。ほんの小さな物音にも反応して吠えてしまうほど過敏になっていたHal君を、ずっと抱きしめました。花も心配してくれていたのか、時折Hal君をなだめるように、耳を舐めたり、顔を覗き込んだりしていました。 花のおかげで、明け方にはかなり落ち着くことが出来ました。



夜が明けて、rodem家とお別れの時間がやって来ました。

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この時はもう既に、何かを感じ取っていたのでしょう。後追いも、泣くこともなく、黙ってrodemパパ&ママを見送っていたHal君でした。 



軽井沢を出る前に、少しでもHal君の気が晴れるようにお散歩をしたり、
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デプトのラン&カフェに立ち寄ったり。
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帰りの車中で眠ってくれたら、と思ったのですが、やはり目を開けたまま。ずっと何かを考えているようでした。


一日も早く、もう何の心配もいらないのだと分かってもらえるように頑張ろうね!と話し合ったパパママでした。

保護犬Halとrodemさん家のこと5 「家庭訪問」 


rodem家にお邪魔した数日後、rodemパパさんから電話が入りました。

翌週神奈川に用事があるから、その時にHalちゃんを一緒に連れて来てくださると。12月に我が家にいきなり連れてくる前に、一度「家庭訪問」いう形で少しでも我が家の環境に慣れさせた方がいいのでは、と。

rodemご夫妻は、心の底からHalちゃんの幸せを願ってくれている。。。 rodemさん達にも我が家の環境を見てもらうことが出来るし(それで安心していただければなお嬉しい)、私達にとっては本当にありがたいことでした。こちらからも「是非!!」とお願いしました。

ただ、(今でこそ落ち着きましたが)当時の爆裂キャラのHal君を、長野から神奈川まで連れて来るのは本当に大変なことだったと思います。


2006年11月21日、rodemご夫妻がHalちゃんを連れて、我が家にやって来て下さりました。花とHalは、お互いの思いがけない再会に大喜び。早速庭で一緒に遊び始めました。

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右の青いハーネスを付けている方がHal君です。


途中rodemパパが用事を済ませに家を離れた時、「置いて行かないで!」とパニックを起こし悲痛な声で泣き叫んだ時には胸が締め付けられる思いでしたが、rodemママが近くにいることに気づくと安心したのか、また夢中で花と遊び始めました。



うちがよく行くランも、rodemママさんとHal君に見てもらいに行きました。

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Hal君はここを気に入ってくれた様子。というより、花を気に入ってくれたんだよね。

そら(Hal)は今でも、他犬と遊ばせるのは難しい子です。それなのに、今以上に他犬に接したことがなかったこの時期に、花とは、しかもノーリードでこんなに楽しく遊べたのが、今考えるととても不思議です(^.^)


用事のついでにHal君を連れて来てくれた、とrodemパパは仰っていましたが、パパさんの用事があった場所は、我が家の近所ではありませんでした。
それなのに、長野からわざわざ神奈川まで、Halちゃんの家庭訪問のためにうちに連れて来て、また迎えに来て下さって。。。

「お迎えの日まで、Halちゃんに病気や怪我のないように、気をつけて見ておきますね」
とまで仰って下さりました。

一時預かりという言葉は簡単に聞こえがちだけど、こんなにも責任が大きくて大変なのだと、rodemご夫妻に出会って初めて知りました。

そして何て暖かい方たちなのだろう...!! 本当にHal君は、私達は幸せものだ。


花を我が家に迎え入れる前、「一時預かりのボランティアでもしようかな」などと軽い気持ちで考えた時期があった私です。が、このrodemご夫妻の言葉を聞いた時、当時の浅はかだった自分を思い出し恥ずかしくなったものでした。

保護犬Halとrodemさん家のこと4 「伝説の男」 


HSママです。

皆さま、長い話にお付き合いいただきありがとうございます。そらの「うちの子」ストーリー、しばらく続きますm(_ _)m





Halは保護当時は未虚勢でした。

rodem家での生活に慣れ始めた10月下旬(私がrodemさんとメールのやりとりを始めた頃)、虚勢手術が行われました。1泊入院の予定でした。

ところが手術が終わったその日の夜、獣医さんからrodemパパさんへ緊急で電話が入りました。

「Halちゃんを入院させられない。家に連れて帰ってくれないか。万が一容態が悪くなったらすぐに診るから」と。

何でも麻酔が切れて目覚めた途端、Hal君がすくっと立ち上がり

ガツン!ガツン!!


ケージの中で頭をぶつながら大暴れし始めたとの事で、入院させておくのが逆に危険だったのです。術後の経過を診ることも大事ですが、それより暴れ続けるそらが怪我をしないようにとの先生の判断でした。

最初の家族に捨てられたり、新しい生活環境への変化、そして手術。短期間でいろんなことがで起こり、麻酔から目覚めたら知らない人ばかり。不安で仕方がなかったのでしょう。 


ちなみに全身麻酔から目覚めた直後のワンコは、麻酔がまだ効いているので、しばらくぼんやりして横になっているのが普通だそうです。 こんな状態でワンコが立ち上ったのは(しかも暴れたのは)、この病院では始まって以来の出来事だったそう。

ここではすっかり「伝説の男」になってしまったHal君です。

保護犬Halとrodemさん家のこと3 「春団冶」 


rodemご夫妻は、前の飼い主が、Hal君と一緒に保健所に置いていった、血統書を見せてくださりました。

間違いなく、花の同胎でした。。。もうだめ、泣きそう。



気を取り直して、花とHal君の相性を見てみましょう! ということでご対面となりました。相性が悪ければ、一緒に暮らすことは難しいですからね。

こんな様子で相性はなかなか良かったです。

これなら大丈夫、Hal君をきっと幸せに出来る!


そう確信して、「この子を是非うちの家族に」とお願いしました。この時ご快諾下さったrodemさんご夫妻の、優しい笑顔は今でもよく覚えています。

ただ迎え入れるのに、いろいろ事情があって、すぐに我が家に連れて帰ることは出来なかったので、約一ヶ月後の12月10日にお迎えに来ますと約束をして。うちの都合ばかりに合わせていただいて、本当に申し訳なかったです。

「この子の名前はどうされますか?もし決まっているなら今日からその名前で呼ぶようにしますよ?」とrodemパパさん。

うーん、考えてなかった(・・ヾ 「Hal」って名前もカッコイイし、その日は澄み切った青空が広がる秋晴れだったので、この子のこれからの犬生がこの青空のように明るく晴々したものであるように「そら」って名前もいいかな。。

「あ、Halちゃんの本当の名前は『春団冶』ですから。桂春団冶の(笑)」 再びパパさん。

ん?はい。。

その時意味がよく分からなかったのですが(何か面白そうだとは思ったが)、Halに会えた感激と前の飼い主に対する怒りで泣きそうになっていた私は、気持ちに余裕がなくて何のことか質問出来ませんでした。



で、家に帰って調べたら、桂春団冶ってこんな人でした。  もう大爆笑で!


心身に傷を負ったワンコを保護・世話するのは、世話する方も精神的にとても辛いはず。私だったら前の飼い主への恨みだけで頭がいっぱいになってしまう所だ(そしてそんなマイナス感情は、決してHalにいい影響を与えない)。そんな中にいながら、なんて大きくて朗らかな方たちなのだろう!ああ、こんなに明るい家族に助け出されたからこそ、Hal君は短期間であんなに元気になれていたんだな、としみじみ納得(^.^)  




結局うちの子になってから、「そら」という名前をつけましたが、「春団冶」もすっかり気に入り、これをミドルネームとして残していますw



そらのフルネームは、○本(苗字)・春団冶・そら。。。(*^m^*) 

保護犬Halとrodemさん家のこと2 「Hal君に会いに」 


2006年11月12日

パパママは、花を連れて、長野のrodem家を訪ねました。

一番大切なのは、花とHal君との相性。これが悪くなければ、里親にしてもらえるようお願いするつもりでした。


rodemさんのお宅に到着すると、家の出窓に飛び乗って、こちらに向かって威勢よく吠えているワンコの姿が見えました。

あの子がHal君か。。。


お宅に上がらせていただいて、Hal君とご対面。最初の家族に捨てられて、心に大きな傷を負っているにもかかわらず、私達を見ると喜んで家中飛び跳ねて回ってみせ、また出窓に飛び乗る。結構なジャンプ力だ。

当時2歳を過ぎていたのに、さかんに甘噛みする子でした。まるで世の中のことを知り始めた、社会化期の仔犬のような行動を取っていました。 保護されるまで狭い狭い世界で暮らして来たHalにとっては、全てが新鮮。初めて見たり経験することばかりだったのでしょう。

でもとにかく元気が良くて。「フラットらしいフラットだな。」これが第一印象。ここまでヤンチャなフラットは初めて見ました。 当時保護されてから3ヶ月目、rodemさんの献身的なお世話のおかげで、思っていたよりはるかに、心身ともに元気なので、この時とても安心したのを覚えています。


rodemさんは、決して前の飼い主に対する愚痴などではなく、里親候補である私達に必要なことを知らせるべく、冷静に保護当時のお話をして下さりました。


2006年の夏、以前の飼い主は、ペットレスキューの活動をしている、ある獣医さんに里親探しを頼んできたのです。理由は「引っ越すから飼えなくなった」。 Hal(当時は何と言う名前で呼ばれていたのかは知りません)は、ボランティアでrodemさんご夫妻が一時預かりを引き受け、里親探しの面倒を見て下さることになったのです。 

当初の約束では9月のある日に、以前の飼い主が保健所にHal君を預け、rodemさんが迎えに行って下さることになっていました。ところが前の飼い主は、約束の日よりも1ヶ月も早く、しかも事前連絡なしに保健所に連れて来て、そのままHal君を置き去りにして行きました(私には到底理解できない行為です)。

保健所から連絡をもらったrodemさんはその日のうちに迎えに行き、ボロボロのHal君を家に上げて下さりました。 Hal君は、これから一体自分に何が起きるのかと、不安で緊張していたのでしょう。家の中で3日間立ったまま過ごしたそうです。 

保護された当時のHal君は、とても鋭い目つきをしていて、ガリガリに痩せ細り、体重は19キロしかなかったそうです(現在25キロ)。空腹をしのぐために、木を食べていたらしく(自分の犬舎かとも考えられます)、保護された当初は、糞ではなく大量の木屑を排泄しました。しかも身体は毛玉だらけのドロドロで爪も伸び放題。軽い脱水症状も起こしていました。

Hal君の伸びきった爪をrodemママが切ってくれた時、すぐに出血したそうです。手入れもされず、ねじれながら伸びきった爪と一緒に血管も伸びていたのです。歩行はかなり困難だったはず。

汚れと悪臭にまみれたHalの身体を、rodemさんご夫妻がシャンプーし毛玉をきれいにお手入れして下さりました。普通そこまで汚れている身体をきれいにしてもらったら、目を細めて気持ち良さそうにする犬の姿を想像しませんか? ところがこの時のHal君は無表情の硬直状態(シャンプーしてもらったことはなかったんだろうか)。 「ボクは何をされているんだろう?」そんな気持ちでいたのでしょうか。 保護されてからしばらくの間は、撫でてもらっている時も硬く無表情だったそうです。

また、以前の飼い主は、Hal君にチョークチェーンを付けていました。ところがその使い方がよく分からなかったらしく、首から外れないように、針金を使ってチェーンを留めていたのです。 その針金の尖った両端が首の皮膚を傷付け、Hal君の首周りは傷とかさぶただらけになっていました。



相当長い間、構ってもらっていなかったことは間違いありません。ずっと孤独だっただろうHal(そら)の所に、やっと飼い主がやって来た時、きっとこの子は尻尾をちぎれんばかりに振って喜んだことでしょう。「やっと来てくれたね!お散歩?」「それよりお腹が空いてるんだ!ご飯、ご飯をちょうだい!!」そう訴えたでしょう。それがホケンジョと言う、彼にとっては訳の分からない施設に連れて行かれ、置き去りにされてしまった。その時のそらの気持ちを考えると今でも心が痛みます。


rodemさんのお話と、Hal君の行動パターンや、人・物に対する反応などから、長い間鎖で繋がれたままの外飼い(孤独な環境)で、あまり人に構ってもらったり、ましてや守ってもらった経験などなかっただろうことは容易に推測できました。 


「引越し」が、Hal君を手放した本当の理由かどうかは分かりませんが、私自身は以前の飼い主のHalに対する行為はネグレクト、虐待そのものだと思っています。こんな飼い主なら、手放してくれてよかったとさえ思います。それで何の罪も無いこの子が、長い間耐えてきた「地獄」から開放されたのですから。 

そしてrodemご夫妻に救い出されたことで、この子は人の暖かさ、優しさを知り本来のフラットらしい明るさを取り戻していくことが出来たのです。



続きます。

保護犬Halとrodemさん家のこと1 「初めて見つかった、花の同胎」


HSママです。

パパのブログにあった通り、12月10日はそらの「うちの子記念日」でした(^.^) 3年前のこの日、そらは我が家の一員となってくれたのです。


そらには、我が家の他にもう一つの暖かい家族がいます。そらを保護・一時預かりから里親探しの面倒までみて下さったrodemご夫妻です(当時はHal君というカッコイイお名前を付けてもらってました!)。

そらを保護してくれたのがrodem家だったからこそ、私たちは今こうして、そらと一緒に暮らしていられるのです。


その経緯は簡単に以前開設していた別ブログで書きましたが、こっちはトラブルがあったらしくもう開けられないので、またこちらで書くことにしました。「そらの里親になる。この子を一生幸せにする!!」って決心した日の事、rodem家への感謝の気持ちを残しておきたいので。


同胎である花とそらは、2004年5月に生まれ、繁殖犬である母犬のもとで一緒に幼犬期をすごしました(はずです)。その後、花は伊豆高原ドッグフォレスト経由で我が家の一員となりました。 そらは長野のあるホームセンターへ連れて行かれて、そこで以前の飼い主に迎え入れられたことまでは分かっています。


(以前も書いたことがありますが)そらを見つけたきっかけは、親戚探しのサイトです。 花がまだ幼いころに登録したもので、最初の数ヶ月はまめにチェックしてました。そこで何人か花の親戚さんたちと連絡を取り合うことができて、私としては、それでもう満足で。その後このサイトをチェックすることはなくなりました。

ところが、こういうことってあるんですね。
3年前の10月に、すっかり忘れていた親戚探しサイトのことを思い出し、何故か妙に気になり出しました。それで久しぶりにチェックしたところ、両親も生年月日も一緒の新登録がありました。

rodemさんちのHalくんという名の男の子。初めて見つかった、花の同胎...!! 登録して2年も経った頃に見つかるなんて! それはもう大喜びで登録主のrodemさんにメールをしました。

私は、Hal君は、仔犬の時からrodemさんの元で育てられて来た子とばかり思っていました。

ところが、rodemさんからすぐにいただいたお返事で、Hal君は保健所から保護された子であり、新しい家族が見つかるまで一時預かりして下さっていることが分かりました。以前の飼い主がHal君と一緒に保健所に置いていった血統書を元に、親戚サイトに登録して下さったのです。ご存知の方も多いと思いますが、あの登録は面倒だし、時間がかかって大変なんです。それをrodemさんがわざわざ登録して下さったおかげで、私たちはHal君のことを知ることが出来たわけです。

Hal君の事を不憫に思い、「この子と血の繋がりを持つ子たちはどうしているのか。」そんな気持ちで登録して下さったのだと思います(このサイトから各親戚さんのHPやブログにもアクセスできるので)。



うちの花がこんなに元気で毎日楽しく暮らしているのに、同胎であるこの子は-。



花の兄妹は皆、所在は分からなかったものの、それぞれ幸せに暮らしているものと思い込んでいた私は愕然としました。悔し泣きもしましたが、メールの内容からrodemさんの暖かいお人柄が伝わってきて、この人に助けてもらったのなら今はもう安心だと確信できました。

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↑写真はrodemさんが送ってきて下さった、当時のHal(そら)


rodemさんと何度かメールのやりとりをしました。

「はなママさんの目の届く範囲で、花ちゃんの兄弟なら飼いたいという方がいましたらご連絡ください」

ああ、この人はHal君のことを本当に考えて下さってる。。。今度は安心して涙が出ました。我ながらよく泣く。

誰でもいいから里親にと言う訳ではなく、2度と同じ目に遭わない様に、とにかくHal君の幸せを最優先で考えて下さっている気持ちも伝わってきました。

私の目の届く範囲で、花の兄弟なら、と考える人はすぐに思いつきました。。。もちろん自分です。

本当はすぐにでも里親候補に名乗り出たかったが1ヶ月間悩みました。ずっと孤独で犬社会などというものときっと無縁だっただろうHal君に、いきなり他犬(花)との共同生活はかわいそうかも、と考えたからです。うちよりも、Hal君「だけ」に、孤独だった2年間分を取り戻すくらい沢山の愛情を注いでくれる家族がいたら。。。と信用のおける犬好きな人たち数人に当たってみたりもしました。 

そうこうしているうちに、やはり「出来ることならうちで」と言う気持ちが日に日に強くなって行きました。パパと何度か話し合いをした後、rodemさんに里親候補として申し出たのです。

「いつでもHalちゃんに会いに来てあげてください。」

rodemさんからお返事を戴いて、いてもたってもいられなくなった私は、その2日後に、パパ、花と一緒にrodem家を尋ねて行きました。 


長くなってきたので続きます。

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